2012年5月1日火曜日

■【仏国ブログ】日本で住居探しを体験、日本人の仕事ぶりに驚き


【仏国ブログ】日本で住居探しを体験、日本人の仕事ぶりに驚き
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0501&f=national_0501_058.shtml
2012/05/01(火) 10:54
 
 日本に在住し始めたフランス人のブログ「Endareyn in Japan」では、日本でアパートを探した筆者がその体験をつづっている。

 筆者は、すでに日本に在住しているフランス人の知人とともに、アパートを探すために不動産を扱う業者のところに行った。

 不動産業者の店舗は、とても狭かったにもかかわらず、多くの従業員がいたことに驚いたという。午前10時から受け付けてもらい、その後2時間にわたり、多くの物件を紹介されたと語る。

 その中で、5件の物件が良いと思えたため、現地に行ってみることになった。その時すでに12時になっていた。昼休みを2時間とることが多いフランスでは、この場合、14時に改めて事務所に来るように言われることがほとんどだ。しかし、お昼休みの時間帯であるにもかかわらず、担当者が現地に案内してくれることになった。日本では本当に客は王族であるかのような扱いを受けるようだと表現している。

 最終的に、2件の物件に好印象を抱いた。一番いいと思えた物件については、家主が外国人であるフランス人に賃貸することに難色を示した。次によいと思えた物件は、これについては問題がなかった上、冷蔵庫や洗濯機も家主側で負担して賃貸物件に入れてくれると言われたという。

 しかし、第一希望の物件の最終回答を待つことにしたという。昼食を食べ、30分後に不動産業者の事務所に戻ったところ、家主が賃貸することに同意し、また大型家電も家主負担で物件に含めてくれることになっていた。フランスでは、最初に提示してある条件は簡単に変えられることはないが、ここでは30分の間にさまざまなことが変わっていたことに、驚いたと述べている。

 日本で生活してみたいと考えるフランス人の間では、日本で住居を探すことは難しいと知られている。筆者が日本の不動産業者を通じて、希望の物件に入居できることになったのは、フランス人の知人が勤務している日本企業からの口ぞえがあったおかげだと述べ、フランス人が個人で日本の不動産業者を訪れた場合は、このように話が進むわけではないようだと伝えている。

 しかし、日本に来て間もない筆者が今回の体験を通し、日本人はお昼休みよりも仕事を優先して客を大事にすることや、またフランスと比較して契約などの話が早く進むことに好印象を抱いた様子が、記事からうかがえる。



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