2012年5月4日金曜日

■楽天からバス事故翌日にトンデモメール


楽天からバス事故翌日にトンデモメール
http://www.daily.co.jp/gossip/article/2012/05/04/0005024829.shtml
(2012年5月4日)

 群馬県藤岡市の関越自動車道で乗客のうち7人が死亡し38人が重軽傷を負ったバス事故で、ウェブサイトでバスのチケットを売った東京の楽天トラベルが事故翌日の4月30日、被害者や家族らに「ご乗車はいかがでございましたか?」などとアンケートへの回答を求める電子メールを送っていたことが3日、同社などへの取材で分かった。

 メールは同社のサイトを通じ、事故を起こしたバスのチケットを申し込んだ会員20人に送られており、被害者のほか家族らも含まれる。楽天トラベルは「メールは、出発日の翌々日に自動送信されるシステムだった。受信した方やその家族に不快な思いをさせ申し訳ない」と陳謝。メールを受け取った被害者や家族らは「あまりに無神経ではないか」と憤っている。

 同社によると、メールは4月30日午前、送信された。乗務員の対応やバスの設備、価格などへの感想を寄せてもらうのが目的という。文面で「『お客さまの声』にご乗車の感想を投稿していただきますと、乗車された生の声を、ほかのお客さまと共有できます」などと水を向けている。

 息子が重傷を負った40代の母親は「楽天トラベルからは事故後、このメール以外に何の連絡もない。チケットを売った責任を感じていないのでしょうか」と話している。



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