2012年5月17日木曜日

■北京人のモラル指数7年連続上昇、98%が「席譲る」=中国


北京人のモラル指数7年連続上昇、98%が「席譲る」=中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0517&f=national_0517_018.shtml
2012/05/17(木) 10:08  サーチナ

 中国人民大学の調査機関が先日、北京市民の公共モラルにかんする調査結果報告を発表した。報告は同市民のモラル指数が7年連続上昇したことに加え、調査を受けた市民の98%が公共交通機関で「席を譲る」と回答したことを紹介した。中国新聞社が17日、伝えた。

 この調査は北京市民1万人と、2年以上同市に居住している外国人を対象に実施したもので、今回(2011年)の「公共行動モラル指数」は83.05と前回(10年)より0.03ポイント上昇、7年連続上昇となった。「公共行動モラル指数」は衛生、秩序、人づきあい、鑑賞、公共への参画の5分野34指標から総合的に算出したもの。

 公衆衛生では、ゴミのポイ捨て率が1.05%と、前回より0.02ポイント減少、公共秩序では電車やバスで押し合う現象が0.99%、列への割り込みが0.51%と、それぞれ前回より0.01%減少した。

 人づきあいでは、見知らぬ人に道を尋ねられた際「親切かつ友好的に助ける」と公共交通機関で「自ら進んで席を譲る」と回答した市民がそれぞれ98%に達した。また、劇場や博物館でむやみにフラッシュをたく現象は0.38%、大声で話す現象は2.59%と、いずれも前回より0.1ポイント前後減少した。

 一方、赤信号での横断については1.13%で、前回より0.58ポイントの大幅増となったほか、流動人口の多い地域や都市と郊外の結合部ではつば吐きやゴミのポイ捨ての数値が増加するという結果も出た。



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