■一晩の飲み代が数十万円、美人局グループを摘発＝韓国

一晩の飲み代が数十万円、美人局グループを摘発＝韓国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0517&f=national_0517_016.shtml
2012/05/17(木) 10:03 　サーチナ

　ソウル・江西警察署は16日、20～50代の女性を雇い、居酒屋やバーに男性を誘って法外な料金を請求し、抗議した場合は脅迫するなどした疑いで、主犯格の男（28）を拘束、アルバイトの女性ら24人を立件した。韓国の複数のメディアが報じた。

　韓国メディアは、「美人局（つつもたせ）一味が摘発」「女子大生のバイトを雇って酒代をぼったくった一味を検挙 」と題して、女子大生や主婦など、いわゆる「美人局」を雇って、法外な酒代を請求し、数千万ウォンを稼いだ一味が警察に捕まったと伝えた。

　容疑者らは、居酒屋を運営する「事業主」、男性を引きつける「美人局（つつもたせ）」、客が抗議した場合に脅かして金を出させる「クレーム処理班」などの役割を分担。昨年4月から1年間で誘いに乗った男性たちから、56回にわたり計5300万ウォン（約365万円）をだまし取ったとみられる。

　容疑者は、バーの社長（37）と共謀し、インターネットに「最高の待遇で最高の仕事」と題した広告を掲載。アルバイト13人を雇い入れていた。これらの女性たちはソウルと京畿道高陽市などのナイトクラブで、酒に酔った男性を共謀する居酒屋などに誘い込んだ。男性から店が受け取った飲み代の40％程度を、報酬として受け取っていたとされる。

　警察の調査の結果、アルバイトの女性らは、事前に男性を誘導する方法などの教育を受けており、ナイトクラブで酔った男性をすぐに連れ込めない場合は、2～4日後に連絡する方法で、男性たちに接近したという。

　警察関係者は「これらアルバイトの女性が誘引してきた被害者をまず解明するが、別の被害者が多数存在すると見て、余罪を捜査中」と述べた。