2012年5月17日木曜日

■日本の団塊世代、韓国の韓方病院に集まる


■日本の団塊世代、韓国の韓方病院に集まる(1)
http://japanese.joins.com/article/275/152275.html?servcode=A00&sectcode=A10
2012年05月17日15時34分 [ⓒ 中央日報]

  1日午後、日本人のフカガワ・マコトさん(65)が夫人のジュンコさん(65)と一緒にソウル三成洞(サムソンドン)にある広東韓方病院に入った。

  フカガワさんは職場を引退した後、ゴルフをする回数が増えたためか、腰と肩の筋肉痛に苦しんでいた。 夫人は引退した夫と一日中、家に一緒にいる日が増えてストレスがたまり、不眠症に悩んでいるという。 日本国内の病院で治療を受けたが、あまり効果はなかった。 見兼ねた娘が韓国の韓方病院情報を見つけ出し、韓国行きを勧めたのだ。

  フカガワさん夫婦は日本語の問診票を作成し、通訳コーディネイターが同席した中、ムン・ビョンハ院長から診療を受けた。 当初は韓方治療を疑うような表情だったが、1時間以上の相談の後、4時間にわたる鍼灸治療を受けると、表情が明るくなった。

  フカガワさん夫婦はその場で1カ月分の韓薬を購入することにした。 この日支払った診療費と薬代は150万ウォン(約11万円)。 同病院のソン・ジン国際医療センター室長は「東京に帰った後にも薬の服用法や体の状態の相談を受けるために電話をする」と話した。

  韓国の病院で治療を受ける日本人が増えている。 中でも韓方病院・医院が人気だ。 保健福祉部が16日に公開した「2011年海外患者誘致実績」によると、昨年、日本人患者が訪れた国内病院10カ所のうち4カ所が韓方病院・医院だった。

  特に若い世代よりも経済力がある日本の団塊世代(63-65歳)が韓国韓方治療ブームの中心にいる。 このため韓国の病院・医院を訪れる海外患者12万2297人のうち、日本人(2万2491人)は米国人(2万7506人)に次いで多かった。 これまで2番目に多かった中国人(1万9222人)を上回った。





■日本の団塊世代、韓国の韓方病院に集まる(2)
http://japanese.joins.com/article/276/152276.html?servcode=A00&sectcode=A10
2012年05月17日15時34分 [ⓒ 中央日報]

  沈滞していた韓国の韓方病院・医院も活路を見いだしている。 韓国の韓方病院・医院のうち、昨年、日本人患者が最も多かったソウル明洞(ミョンドン)の美韓医院(2938人)の場合、一日に平均11人の日本人が訪問している。 日本の東京・大阪など大都市の旅行会社と提携し、韓方美容治療と観光プログラムを結びつけた戦略が成功した。 日本語でブログも運営している。 この病院のイム・ジャンミ広報室長は「中国で漢方薬を購入して服用したことがある団塊世代が、最近は韓流ドラマを契機に治療も韓国で受ける例が増えている」と説明した。 最近は1回当たりの治療費と韓薬調剤費で300万-500万ウォンを決済する患者も増えている。

  医療観光が成長する中、国内の病院が外国人患者を誘致する方法も多様化している。 江南(カンナム)セブランス病院はこの1年間、ロシア・米国の患者354人を遠隔システムで診療した。 現地の遠隔診療室でソウルにいる医師が画像で患者を診療する方法だ。この患者の半分は韓国に来て治療を受けた。 退院後にも遠隔診療で事後ケアが続く。

  昨年、韓国の病院で1億ウォン以上の診療費を決済した外国人患者は27人だった。 60歳代のロシア人女性はソウル峨山(アサン)病院で最高額の2億7115万ウォンを支払った。



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