2012年5月18日金曜日

■中国人の幸福感を分析、経済発展の恩恵感じていない低所得層―米メディア


■中国人の幸福感を分析、経済発展の恩恵感じていない低所得層―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=61355&type=30
2012年5月18日 7時8分

2012年5月15日、米国科学アカデミー発行の機関誌・米国科学アカデミー紀要は、中国人の幸福感に関する経済学者の分析結果を掲載した。16日付で環球時報が伝えた。

南カリフォルニア大学のリチャード・イースタリン教授は過去20年間の中国人の所得水準と幸福度に関する調査データを分析した。「中国人の平均消費額は20数年間で4倍に増加したが、生活の満足度が上がったことを示すデータはない」と指摘。「総体的に見ると、富裕層は過去に比べて少しは生活を楽しんでいるようだ。中間所得層の幸福感には著しい変化が見られるが、低所得層の満足度はかえって大幅に下降している」と述べた。

この分析について、ドイツの南ドイツ新聞は「金銭が幸福を運んでくるなら中国人はいつも笑っているはずなのだが、彼らは笑っていない」と記述。同じくドイツの日刊紙・ベルトは「国が豊かになっても、底辺で生きる人々はその豊かさを享受していない」と述べている。イースタリン教授はこれまでに東欧やロシアでも同様の調査を実施しており、「GDP(国内総生産)から判断した経済の成長の下で、失業率上昇と社会保障ネットワークの消失が同時に起こった場合、これらが人々の幸福感に与える衝撃は極めて大きい」と説明。「飢える心配のなくなった人間の幸福とは、自由に学べ、病気になれば病院に行き、年老いたら介護され、仕事と収入が保障されることだ」と述べ、社会保障ネットワークの重要性を説いた。

米紙ロサンゼルス・タイムズは中国の某大学教授の「人は今年の給料が昨年より上がったからといって必ずしも喜ぶとは限らないが、自分の給料が友人よりも上だと分かると必ず喜ぶ」という言葉を引用。他人と比較することで得られる中国人独特の幸福感を紹介した。(翻訳・編集/本郷)




■<世界幸福感調査>日本には幸福な人が16%しかいない=中国は19%―仏調査企業
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=58704
2012年2月13日 13時23分

2012年2月12日、仏調査企業IPSOSグループはこのほど、2011年世界幸福感調査を発表した。中国は19%、日本は16%で下位に沈んだ。紅網が伝えた。

調査は2011年11月に世界24カ国の成人1万9000人にアンケートして作成されたもの。「とても幸福」と回答した比率で算出している。地域別に見ると、ラテンアメリカが32%でトップ。以下、北米27%、アジア・太平洋地区、中東、アフリカが24%、欧州が15%と続く。

国別ではインドネシアが51%でトップ。インド、メキシコが43%で続いた。下位ではイタリア、スペイン、ロシア、韓国、ハンガリーなどの名前が上がっている。13~6%という低い数値となった。中国、日本は最下位グループは免れたものの、中国19%、日本16%と低い数値となっている。(翻訳・編集/KT)


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