2012年6月8日金曜日

■制作費1億5000万円の国産アニメ映画、あまりの出来の悪さに非難殺到―中国


■制作費1億5000万円の国産アニメ映画、あまりの出来の悪さに非難殺到―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=61914&type=40
2012年6月7日 21時5分

2012年6月7日、中国で1200万元(約1億5000万円)もの巨費を投じて制作されたアニメ映画のあまりの出来の悪さに、ネットユーザーや業界関係者から非難が殺到している。人民日報が伝えた。

酷評されているのは6月1日の「児童節(こどもの日)」に合わせて公開されたアニメ映画「戚継光英雄伝」。中国・明代(1368~1644年)の武将、戚継光(せき・けいこう)の偉業を描いた歴史超大作なのだが、予告編が公開された時点であまりの出来の悪さにネットユーザーや業界関係者から怒りと疑問の声が噴出した。

とにかく、驚きなのがそのクオリティーの低さ。全体的に絵が雑で、登場人物の動きもぎこちない。ネット上では「フラッシュ並み」「このレベルで劇場公開とは」「どうすればこんな大金がかかるのか?」など非難が殺到。中国アニメの尊厳を傷つけられたとして、関係者13人が連名で抗議文を公開する騒ぎに発展している。

抗議文によると、中国のアニメ映画の制作費は通常、90分のもので約18万元(約225万円)、どんなにかかっても200万元(約2500万円)が限度。そう考えると、本作の制作費1200万元のうち、1000万元は使途不明金と言われても仕方がない。

これに対し、本作を制作した浙江省余姚市の「浙江河姆渡動漫文化発展有限公司」は公式ミニブログで「1200万元は脚本、制作、宣伝、公開、そして関連本やグッズなどの開発費用」とその正当性を主張している。(翻訳・編集/NN)





■中国アニメがフランスで放映禁止に?「子どものIQが低下」とイラン研究者が実証…ネットでデマ拡散―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=60776
2012年4月25日 12時0分

2012年4月、人気アニメ「喜羊羊と灰太狼」がフランスで放映中止になったとの噂が中国のネットに流れた。24日、揚子晩報が伝えた。

中国国産アニメ史上最大のヒットとなったのが「喜羊羊と灰太狼」。羊の村を狙うオマヌケなオオカミ・灰太狼を、賢い羊族の少年・喜羊羊が撃退するコメディ。「トムとジェリー」を思わせる子ども向けコメディだが、キャラクターのかわいらしさもあり大ヒットとなっている。

ところがその「喜羊羊と灰太狼」が、フランスでは放映禁止になったというショッキングな噂がマイクロブログで広がった。灰太狼を撃退するやり方が暴力的すぎる、老人を敬っていない、羊族の子どもが恋愛をするなどが理由だという。また「シンガポール健康科技報」によると、イランの科学者ジョン・アブラハムは「喜羊羊と灰太狼を見るとIQが下がる」ことを証明したという。

中国のネットではこの噂が広がり話題となった。「うちの子どもは大好きだけど、正常に成長している」と反発する声もあれば、「ディズニーとか海外アニメと比べるとどうしようもない駄作」と納得する声もある。

ところがこの噂、全くのデマだという。揚子晩報が調べたところ、製作会社は事実ではないと完全に否定。また英語メディアには関連報道はなかった。それどころか「シンガポール健康科技報」という新聞すら存在しなかったという。



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