【米国ブログ】禅を学びに日本を旅行、「仏教の考え方に感動」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0611&f=national_0611_022.shtml
2012/06/11(月) 10:21
米国のブログ「talilandsman.wordpress」では、6週間の日本旅行を終えた米国人女性が日本での経験を語っている。
米国では禅が注目されており、京都の禅寺に赴き、その精神を学ぼうとする人も少なくない。
筆者もその1人で、日本旅行の目的は禅の精神を探すことだったという。禅寺を訪ねたり、巡礼を体験することで貴重な体験をしたと感想を語っている。宿泊も山奥の旅館や民宿などに泊まったことで、日本文化に根ざした禅の心に触れることができたという。
旅館は日本の伝統的な宿泊施設で、畳の部屋に布団を敷いて寝る日本スタイルだと伝えている。畳は日本家屋の床に敷く材質で、イグサを編んで作っていると説明。部屋は畳の数で測られ、4畳は小さく、6畳や8畳は快適なサイズと考えられているようだと米国にはない測り方に文化の違いを感じたようだ。また、部屋には低いテーブル以外にはほとんど家具がなく、テーブルにはかわいいティーセットとお湯、お菓子が用意されているのが日本的でうれしかったと印象を伝えている。
旅館はとても高額で2人で5万円近くかかる場合もあるが、満足度は高いと記している。筆者は6週間も旅行するので、なるべく宿泊費を抑えたかったため、小さなさびれた民宿にも泊まったという。そこでは、オーナーがフレンドリーでとても快適だったと好印象を記している。
中でも筆者が最も興味深く感じたのは、禅寺を訪ねたことと僧侶の修行だったようだ。僧侶が髪の毛を剃るのは、虚栄心を捨てるためで、髪はどの文化でもプライドと美を象徴するアイテムと考えられているためだと解説している。また、托鉢(たくはつ)は、僧侶が人々に謙虚さと感謝を教える修行の1つで、近隣の町や街頭に立って金品の寄付を請うと紹介している。
筆者は、仏教を信じる日本人には謙虚さがあり、その態度に感動するとともに影響されたと語っている。日本の旅行を通して、米国でのぜいたくで無駄の多い生活を見直さなければならないと思ったと日本文化への理解をより深めることができた旅行になったようだ。
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