2012年6月13日水曜日

■アジアビーチ大会に暗雲…押し寄せるアオサ、撤去に懸命=山東


アジアビーチ大会に暗雲…押し寄せるアオサ、撤去に懸命=山東
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0612&f=national_0612_085.shtml
2012/06/12(火) 17:33

 山東省・海陽市で16日から23日まで開催されるアジアビーチ競技大会の“雲行き”が怪しくなってきた。沖合いにアオサなどが大量に発生して、メーン会場となる浜辺に向っている。市当局は除去や海上でのフェンス設置などに懸命だ。写真は2011年7月に、同省青島市の海岸に押し寄せたアオサ。中国新聞社が報じた。

 当局や大会関係組織は「アオサ上陸を全力で阻止する。アジアビーチ競技大会に影響は与えない」と宣言し、対策に懸命だ。11日には漁船793隻を出動させ、海上での除去作業やフェンス設置を行った。

 山東省海洋漁業庁も乗り出し、省内の他の都市から作業のための大型漁船を調達するなどしている。作業のために集結する漁船は、最終的には1000隻程度になるとみられている。

 大型漁船はアジアビーチ競技大会メーン会場から20-30キロメートルの海域、中型漁船は15-20キロメートルの、小型漁船は15キロメートル以内の海域に配置して、アオサの除去作業を効率的に行う。

 写真は2011年に山東省青島市で撮影。アオサに覆われた海面で、海水浴を楽しむ人々。同省海岸には2008年以来、連続して大量のアオサが漂着。もはや“夏の風物詩”ともいえる。

 アジアビーチ競技大会はアジアオリンピック評議会(OCA)が2年に1回開催しているスポーツ競技大会。2012年海陽大会は第3回大会。ビーチバレー、ビーチサッカーなど、11競技43種目が予定されている。



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