2012年6月5日火曜日

■新疆ホータンで連続地震、規模拡大の傾向…被害報告はなし


新疆ホータンで連続地震、規模拡大の傾向…被害報告はなし
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0605&f=national_0605_016.shtml
2012/06/05(火) 09:57

 新疆ウイグル自治区南部のホータン地区で3日から4日にかけて、3回の地震が発生した。地震の規模を示すマグニチュードは最大でも4.0だが、回を追うにしたがって規模が拡大する傾向をみせた。一連の地震で、被害の報告はない。

 1回目の地震は3日午後10時15分に発生。震源の位置は北緯35.8度、東経79.8度、地下6キロメートル。マグニチュードは3.0。

 2回目は4日午前1時52分に発生。震源の位置は北緯35.8度、東経79.7度、地下7キロメートル。マグニチュードは3.2。

 1回目の地震は4日午後7時19分に発生。震源の位置は北緯35.9度、東経79.8度、地下8キロメートル。マグニチュードは4.0。

 地震による被害は報告されていない。6月4日には、四川省アバチベット族チャン族自治区のブン川県と理県の境界でも地震が発生した。マグニチュードは3.2。

 1回目の地震は3日午後10時15分に発生。震源の位置は北緯35.8度、東経79.8度、地下6キロメートル。マグニチュードは3.0。

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◆解説◆

 中国で地震が発生した場合、震源の場所やマグニチュードはかなり早く発表されるが、各地の震度については大きな被害が出た場合にのみ、かなり時間が経過してから発表される。震源の位置やマグニチュードについては、観測地点が少なくても、比較的算出しやすいという特徴がある。

 日本の場合、揺れの大きさにもとづいて震度を算出する加速度計が各地にきめ細かく設置されており、地震発生から2、3分という時点で各地の震度が発表されはじめる。気象庁によると「地震の観測と発表の体制がこれほどまでに整っているのは、おそらく日本ぐらいでないか」という。



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