2012年7月6日金曜日

■【コラム】 【独女通信】男と女の割り勘問題


【コラム】 【独女通信】男と女の割り勘問題
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0704&f=column_0704_072.shtml
2012/07/04(水) 15:06

 今の20代の人たちは「メッシー君」を見たことがあるだろうか?

 不況続きの日本で、20代~30代を中心にデート代は割り勘が主流になりつつあるという。一方で、「男性がおごるべき」と考える人も今なお少なくない。男女の割り勘問題はルールが明文化されていないため、初デートでは支払いに戸惑うことも……。そこで、アラフォー世代のデートにおける支払い感覚を調べてみた。
「女性と二人で食事に行ったら男性が払うのは当然。自分の彼女にはもちろんですが、ただの女友達の場合でもおごります」とは直樹さん(36歳)。理由は「相手女性より自分の収入の方が多いことがほとんどだから」。

 「ただし相手が気を使ってしまうようなら、1000円だけ受け取ることもありますね。僕の場合、おごるか否かの基準は“収入”。もしも女社長で年収ウン千万みたいな相手だったら、おごってもらうかも(笑)」

 慎一さん(39歳)の場合、交際している彼女や恋心のある相手には8割方おごるが、そうでない場合、「女性の年齢」を割り勘の基準にしている。

 「自分より年下の女性ならおごることが多くなるし、同い年や年上女性なら割り勘が多いですね。同僚女性であれば、役職が上かどうかも判断基準に。あくまでも失礼のないように申し出ます(笑)」

 博さん(35歳)は「彼女とのデートではおごったりおごられたり。でも総額としては男が9割くらい出しているパターンですね。女友達と二人で食事や飲みに行く場合は、1回目はあいさつの意味をこめて、おごります」

 どうやらアラフォー世代では、デート代は男性が支払う傾向にあるようだ。女友達に対しても、33低(年齢が低い、年収が低い、地位が低い)をクリアすれば男性が会計を持つものと考える人が多い。
ところが35歳を下回ると「彼女に対しても割り勘」といった意見が出てくる。ケンヤさん(34歳)は「交際しても、彼女とはつねにイーブンな関係でいたい」ため「割り勘派」。

 「会計時に1円単位で割るわけではなく、お互いにおごりあって、結果的に50/50になっているということ。交際前のデートでは、下心のある相手にはおごります。最初は見栄もあって余裕のあるところを見せたいですから」
男女間の割り勘は、交際前は友情の証、交際中は信頼の証と考えてよさそう。

 さてアラサー、アラフォー女性にもヒアリングをすると、こちらは「割り勘派」と「おごってもらう派」の真っ二つに分かれた。おごってもらう派の女性は、誘われても割り勘だったら絶対に行かないという信念を持つ。「公共の場で、カップルの女性が財布を出すのは恥ずかしい」と言い切る人もいた。

 おごってもらう派の瑞枝さん(35歳)いわく「おごられるコツは『いいんですか?』と聞くこと」。

 「高いお店に連れてきてもらったら、お店に入る前に『え~こんなすごいところ、いいんですか?』と言うんです。このタイミングで『割り勘だよ』と言い切れる男性はいませんね。会計時も、絶対に自分は伝票に手を触れません。で、男性が伝票を手に取ったら『いいんですか?』。もしもそこで、『じゃあ、2000円出して』と言われたら、その人は甲斐性なし。見限りましょう」

 おごってもらう派の女性は、相手の出しっぷりで甲斐性や経済力を推し量っているわけだ。割り勘問題は二人の相性を占う試金石。お金と愛情はイコールではないが、相手の気持ちや価値観を知る、いいきっかけにしたい。



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