2012年7月18日水曜日

■工事現場で大量の古銭…人々集まりたちまち「それっ」=新疆


工事現場で大量の古銭…人々集まりたちまち「それっ」=新疆
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0718&f=national_0718_010.shtml
2012/07/18(水) 09:36
       
 新疆ウイグル自治区アクス地区クチャ県の建設工事現場で17日、大量の古銭が出土した。多くの人が集まり、たちまち古銭を奪い合う事態になった。当局関係者が駆けつけ、古銭の回収に努めた。中国新聞社が報じた。

 古銭は後漢から晋代にかけて作られた墓の副葬品と見られている。埋葬当初は長さ75センチメートル、幅40センチメートル、長さ30センチメートルの陶製容器に納められていたが、容器は破損しており、古銭はおおむね半径5メートルの土中に分散していた。

 工事で深さ約4.5メートルに掘り進んだところ、突然、古銭が出現した。周囲で見ていた人が殺到し、古銭の奪い合いを始めた。文化財を管理する文物局職員と警察官が駆けつけ、現場を保存すると同時に古銭の回収に努めた。

 現場は、シルクロードのオアシス国家だったクチャ国(亀茲国、きじこく)の所在地。古銭は、クチャ国で鋳造(ちゅうぞう)された貨幣とみられている。



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