2012年7月6日金曜日

■公衆便所、無料のペーパー設置したら利用者「それっ」=青島


公衆便所、無料のペーパー設置したら利用者「それっ」=青島
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0706&f=national_0706_019.shtml
2012/07/06(金) 11:04
       
 山東省青島市は、海に面したリゾートと観光の街でもある。同市は「観光客の利便性向上」を目的に6月、公衆便所24カ所に無料で使えるトイレットペーパーを備え付けた。ところが、大量に持ち去ったり、「本来の用途意以外」に使用する人が多く、関係者も頭を抱えている。中国新聞社が報じた。

 試みとして、年間150万元(約1890万円)を投じて同市南区の公衆便所23カ所に無料のトイレットペーパーを備え付けた。期間は7月1日から2013年6月30日まで。よい結果が確認できれば、全市で実施する考えだ。

 ところが、トイレットペーパーのなくなり方が、異常に速い。ペーパー本体は取り出せないようになっているが、紙をどんどん引き出してかばんなどに入れて持ち去ってしまうからだ。ひとりやふたりでなく、利用者が「それっ」とばかりに同じようなことをする。係員によると、「やめてほしい」と言っても無視されたり、悪口雑言(あっこうぞうごん)を浴びせかけられたりする。

 持ち去るだけでなく、本来以外の目的に大量に使う人も多い。手洗いの際にハンカチがわりに使ったり、顔を洗ってからトイレットペーパーで拭く。さらに、足をぬぐったり、靴を磨く人もいる。

 注意しても効果がなく、管理側は「公共のものは節約して使うよう、皆さんに自覚していただくしかない」と、なかば“諦め顔”だ。

 青島市内ではかつて、カルフールなど世界的に有名なスーパーのチェーンが進出した際、店内のトイレでトイレットペーパーを自由に使えるようにした。同市では「トイレ革命」と言われ、大規模な商業施設が一斉にならった。しかし、トイレットペーパーの「消耗」があまりにも激しく、現在も続けている店舗は数えるほどになってしまったという。

 公衆便所の「無料トイレットペーパー」設置は、中国国内でも「公徳心が高い」とされている北京市も、すでに一部で実行している。北京市も、「ペーパーの減りの速さ」で頭を抱えている。

 記事は、「お上(かみ)から与えられた無料のものは、無駄遣いし、持ち帰り、設備は見る人がいなければ破壊する。公共道徳意識の欠如だ。しかも、これまでに見慣れた光景だ。街頭の電話ボックスで、完全な形のものはない。ごみ箱には、いつも火がつけられるし、分別して捨てる人はほとんどいない。緑地帯はいつも、踏み荒らされる」などと、中国人の民度の問題を自己批判した。


[コメント]

それ見たことか。
ま、仕方がないでしょう。それが中国のみなさんの民度なんですから‥。



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