2012年7月25日水曜日

■イチロー移籍は全てにおいてグッドタイミング 米メディア報道


イチロー移籍は全てにおいてグッドタイミング 米メディア報道
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0725&f=national_0725_010.shtml
2012/07/25(水) 06:51
       
 23日(日本時間24日)シアトル・マリナーズは所属するイチローがニューヨーク・ヤンキースに移籍することを発表した。イチローはその数時間後、古巣マリナーズとのゲームに早くもヤンキースのメンバーとして8番右翼で先発し、最初の打席でヒットを放ち盗塁も決めた。米複数メディアは両チーム、そして本人の思惑が一致した有意義なトレードと報じている。

 電撃的ではあったが、ヤンキースにとっては実績あるイチローを比較的安価で獲得でき、一方再建を掲げるマリナーズにとっては年棒分をチーム再建に当てられるという利点があり、またイチローにとっては新しい挑戦が出来るという点で、このトレードは全てが勝者という言い方をしているメディアもある。この時期のトレードはもちろんメジャーでは決して珍しい事ではないが、マリナーズ退団会見とその後ジラルディ監督を交えての入団会見という異例の二本立ての発表は、やはりイチローのメジャーでの存在の大きさを物語っていると言っていいだろう。

 記者会見では目を赤くしてマリナーズへの想いを語ったイチロー。個人記録が余りにも偉大な反面、チームの成績は振るわず、近年はシアトルメディアで戦犯とされたり個人主義と揶揄されることも多くなっていた彼だが、11年半の輝かしいキャリアを考えればむしろ彼はメジャーのお手本と言えるべき選手だ。そういう意味で会見は通訳を通してではなく、英語で直接ファンに意思を伝えてくれても良かったとも思える。チームを思う一言一句はそれこそ彼の本音であり、マリナーズファンもヤンキースファンも納得出来るものだったからだ。

 ジラルディ監督は手術で今季絶望となったガードナーの代わりにイチローを使うと明言し、またその機動力に多大な期待を寄せている。38歳で新たな門出を迎えるイチロー。常勝軍団というステージが彼を新たに輝かせてくれることを祈りたい。



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