中国のぜいたく品消費者、平均年齢は25~35歳=収入の4割投入―中国紙
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2012年8月14日 7時55分 レコードチャイナ
2012年8月12日、高級ブランドバッグなど「ぜいたく品」を大量買いする中国人消費者の平均年齢は25~35歳であることが分かった。広州日報が伝えた。
ロンドン五輪期間中も、中国人観光客の羽振りのよさは他国の観光客を圧倒した。その1人当たり消費額は203.04ポンド(約2万5000円)で、2位のアラブ首長国連邦(UAE)より10%も多い。中でもよく売れたのが高級ブランドバッグなどのぜいたく品だ。
米コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーが昨年3月に発表した報告によると、中国人消費者のぜいたく品にかける金額は毎年18%ずつ伸びており、2015年には270億ドル(約2兆1100億円)に達して世界一となる見通し。海外旅行に出掛ける中国人にとって、今やぜいたく品買いは大きな楽しみの1つとなっている。
中国社会科学院戦略研究院の依紹華(イー・シャオホア)研究員によると、中国のぜいたく品消費者の平均年齢は25~35歳。先進国の40~70歳と比べ、かなり若いことが分かる。だが、世界4大会計事務所の1つである「KPMG」によると、これは中国が豊かになったことを示すものではない。先進国の人々がぜいたく品に費やす割合は収入の4%ほどだが、中国人は40%以上をつぎ込んでしまうからだという。
世界第2のぜいたく品消費国である中国だが、実はこうした背景が隠されていた。依研究員は「中国人は少し金持ちになるとすぐにぜいたく品を持ちたがる傾向にある。だが、まずはぜいたく品消費者が社会貢献に努めるなど、自らの品位を向上させるべき。健全な消費感覚を身に付ける必要がある」と指摘している。
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