<反日デモ>同胞の持ち物を壊すのは「愛国」ではない!日本車オーナーが猛反発―中国
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2012年8月23日 13時2分
2012年8月22日、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権をめぐり、中国各地で起きた反日デモで日本車が標的になったことを受け、自らも日本車のオーナーと名乗る人物が中国の掲示板に「車を壊した『愛国者』たちに告ぐ!」と題した文章を書き込み、怒りをぶちまけた。以下はその概要。
8月19日、中国各地で反日デモが起き、例のごとく日本車が「愛国者」たちの攻撃の的となった。もはや毎月決まってやって来る生理のようなものだと解釈してよいだろう。今年の「愛国散歩」でもまた日本車を壊すという「愛国ショー」が繰り返された。
「愛国者」たちにとって、日本車イコール日本人であり、日本車を壊すことは日本人をやっつけることになる。だが、これらはすべて日本車を壊すというパフォーマンスがおとがめを受けることはないということを知った上での行動だ。
ここで、日本車オーナーの1人として言っておきたいことがある。まずは、「日本車を買うとなぜ『売国』と言われなければならないのか」。筆者は正規の販売店で法にのっとった手続きを踏んで日本車を購入した。国の許可を得ているし、税金も払っている。これのどこが売国なのだろうか?国の何を売ったというのか?
次に、「ドイツ・米国・フランス・韓国車を買うことがなぜ『愛国』なのか」。米国は釣魚島(尖閣諸島)問題の元を作った張本人。中国包囲網の形成をもくろみ、中国大使館を爆破し、中国軍機と衝突して墜落させた。中国の復興を妨げる最大の障害だ。
ドイツは八カ国連合軍として円明園を焼き払い、山東省を占領し、世界大戦を引き起こして中国や世界の人々に多大な被害をもたらした。同じく八カ国連合軍だったフランスはダライと会見し、我が国の内政に干渉したがる。韓国は我が中華文化を盗み、中国東北部は自分たちのものだと妄言、中国漁船の船長も逮捕している。
では、国産車はどうか?ボンネットを開けてみるがよい。ほとんどが三菱製のエンジンだ。愛国者たちに問いたい。愛国とは同胞を愛し、大事にすることではないのか?だが、君たちは反日感情が高まると同胞に被害をもたらす。故意に他人の財産を壊した者は刑法で罰せられる。「愛国者」たちよ、君たちの行為は決して愛国ではない。
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