2012年9月7日金曜日

■上海女子は日本車が好き、富裕家庭の中国女子では75%「好き」


上海女子は日本車が好き、富裕家庭の中国女子では75%「好き」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0907&f=national_0907_016.shtml
2012/09/07(金) 10:01
       

中国女子の生活実態白書2012 第18回

 中国で行ったインターネット調査で、中国消費者に日本車は好きと聞いたところ、全体で「非常に好き」が10%前後、「好き」が45%前後となった。「なんとも言えない」が3割を超え、「あまり好きではない」「嫌い」との回答は少数派となった。この傾向は、男性を除く中国女子だけで見てもあまり変化は見られなかった。

 中国女子の中でも年齢が高くなればなるほど「非常に好き」「好き」の回答が多くなる。18―22歳では、両者の合計が46%程度に対して、35―39歳では64%に達している。女子学生だけだと4割そこそこに対して、外資系企業に勤めるOLだと6割を超えている。

 北京、上海、広州という大都市だけで見ると、「非常に好き」「好き」は平均と比べて高くなっており、上海女子だけだと、「非常に好き」が2割を超え、「好き」が52.3%となり、両者の合計で7割を超えている。大都市に住んでいる中国女子ほど、日本車が好きな傾向が明らかになった。

 収入別で見ると、中国女子でも世帯収入が多くなればなるほど、「非常に好き」「好き」の数値は大きくなる。世帯月収2万元(約25万円)以上の、富裕家庭の中国女子だけだと、「非常に好き」が24.6%、「好き」が51.4%となり、両者の合計は実に75%にも達している。

 尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題に絡み発生した2012年8月のデモでも、参加者の多くは収入の少ない層だとされており、多くの日本企業がマーケットとしてターゲットする一定以上の所得水準に達している層にとって、デモの直接・間接の影響は軽微とされるのが一般的だが、こうした調査結果からもその傾向はうかがえる。

 調査は、中国消費者に対するインターネット調査で、2012年7月に行われ、有効回答数は男性1000人、女性1000人。中国女子の生活実態を明らかにするために行われたもので、男性の回答は比較参考するために収集した。サーチナ総合研究所(上海サーチナ)が企画、設計、実査を担当した。



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