2012年9月1日土曜日

■世界観光機関支部、奈良へ…奈良県が誘致


世界観光機関支部、奈良へ…奈良県が誘致
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120831-OYO1T00868.htm?from=main3
(2012年8月31日  読売新聞)

 奈良県の荒井正吾知事は31日の定例記者会見で、大阪市住之江区にある国連の世界観光機関(UNWTO)アジア太平洋センターを11月にも奈良市内に誘致する、と発表した。橋下徹・大阪市長の市政改革の一環で同市が今年度、センターの関連財団法人への援助を打ち切ったのを機に、センターが移転先を探していた。

 UNWTOはスペイン・マドリードに本部を置く国際機関。センターはアジア太平洋地域の観光振興を目的に1995年、大阪府泉佐野市内に開設され、国際会議開催や途上国の観光開発支援などをしてきた。

 橋下知事時代、府は、センター関連の財団法人の職員に国土交通省OBらがいることを理由に、2009年度でこの法人の賛助会員を外れ、会費(年間350万円)の支払いをやめた。

 その後、賛助会員だった大阪市が10年4月に誘致したが、11年12月、橋下市政が誕生。市は府同様、今年度から年間300万円を援助する賛助会員を外れた。

 支援を受けられる自治体を探していたセンターに、賛助会員の奈良県が今年3月、誘致を申し出た。荒井知事は記者会見で「存在感を発揮できるよう支援したい」と述べた。



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