2012年9月7日金曜日

■【仏国ブログ】日本の伝説で語られる「タヌキ」、現代にも生きる


【仏国ブログ】日本の伝説で語られる「タヌキ」、現代にも生きる
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0907&f=national_0907_026.shtml
2012/09/07(金) 11:07
       
 日本に関する情報を発信するフランスのサイト「SUN-UP」では、日本の伝説で語られるタヌキについて紹介している。

 筆者はまず、本物のタヌキは、ロシアや中国、そして日本に生息する動物で、実際に存在する動物であるキツネと同様、日本の伝説では魔法を使う能力があるとされていると紹介。

 伝説で語られるタヌキは、人に幻覚を見せてだますのが得意で、僧侶や茶器などに化けたり、木の葉をお金のように見せて酒を買ったりすると説明。

 また伝説によっては、攻撃だったり穏やかだったりするが、酒が登場することが多いと述べている。酒を振舞われた時はとても感じがよいが、酔ってからは攻撃的になったりすると記し、例として日本の民話の「かちかち山」に登場するタヌキはとても残虐な一面もあるとつづっている。

 タヌキは、現在の日本文化にも多く登場すると述べている。例えば、スタジオジブリの「平成狸合戦ぽんぽこ」では、タヌキが開発を進める人間相手に変身したり、化学(ばけがく)を使って対抗するなど、伝説上のタヌキの特徴が生かされていると説明。

 またほかに、フランスでも人気のあるテレビゲームシリーズの「マリオ」の作品中には、プレイヤーが葉っぱをとるとタヌキのようなしっぽと耳がついたスーツを獲得でき、そして地蔵に変身できたりする。また、任天堂の「どうぶつの森」シリーズでも、タヌキが登場、家具などは葉の形をしていると伝えている。

 日本の伝説上の生き物や、その内容を知らなくても日本の現代文化は楽しめる。しかし、それを知っているとより深く楽しめると考えている様子がうかがえる。



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