2012年9月9日日曜日

■県内観光地、巡ってみて おもてなし「信州体験博」始まる 長野


県内観光地、巡ってみて おもてなし「信州体験博」始まる 長野
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120908/ngn12090802150000-n1.htm
2012.9.8 02:15

 空が澄み渡り山々の木々が色づく季節に向けて、県全体を体験博覧会の会場に見立てた観光キャンペーン「ぐるっと信州体験博2012~五感で体験、秋の信州」(通称・ぐる信)が始まった。団体や周遊型の観光形態が減少する中で、県内の自然や地域文化、味覚に触れる147の体験型観光プログラムを紹介して、着地型の県内観光を図る新たな試みだ。

                   ◇

 キャンペーンを実施するのは、官民一体で観光誘客施策に取り組む「信州キャンペーン実行委員会」(事務局・県観光振興課)。旅行の行き先に強い決定権を持つ女性と時間に比較的余裕のあるシニア層を主なターゲットに設定。11月末までの3カ月間にわたって首都圏や中京・関西圏、九州地域などに積極的な売り込みをかける。

 誘客を仕掛けるにあたって特徴付けたのは、176カ所ある観光案内所を「ふれあいとおもてなしの拠点」と位置付けたこと。従来のような点で示された観光スポットを案内するのではなく、信州への旅の入り口として観光客とのコミュニケーションを積極的に行い、案内所の人たちがオススメの地域の名所や食べ物、土産などを紹介するなど、おもてなしの心を発揮してもらう。

 また案内所では、観光キャラクターのアルクマをデザインした統一看板を掲げ、観光プログラムの紹介や体験料の割引特典などがある「ぐる信パスポート」の配布、観光情報の発信などを行う。パスポートを使って参加証明のスタンプを集めると、アルクマグッズや県産品のプレゼントもある。

 期間中は、じゃらんネット▽楽天トラベル▽るるぶトラベル-の3大インターネット宿泊予約サイトに県専用サイトを設け、秋の信州観光をPR。県旅館ホテル組合会では「紅葉」や「実り」などをキーワードに宿泊プランを企画して滞在型観光をアピールする。



0 件のコメント:

コメントを投稿