2012年10月27日土曜日

■【仏国ブログ】「One Piece」を通して学ぶ、日本語の擬態語


【仏国ブログ】「One Piece」を通して学ぶ、日本語の擬態語
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1027&f=national_1027_006.shtml
2012/10/27(土) 11:15

 日本に関する情報を発信するフランスのサイト「Japon.info」では、漫画を通して日本語の擬音語を学ぶことかできると紹介している。

 日本語独特の「オノマトペ」と呼ばれる擬音語は、知っていれば日本語表現がより豊かになる。日本の漫画にはこのような擬音語が多く使用されており、フランス語版でもフランス語に翻訳されている。そのため、日本の漫画を読んでも、フランス語版の場合はなかなか日本語習得には役立ちにくいようだ。

 しかし、漫画作品の「One Piece」では、作中に登場する「実」の名前に擬音語が用いられている。これらは固有名詞と考えられるため、フランス語版でも日本語の擬音語のままで翻訳されている。

 そのため、この「実」の名前から擬声語を学ぼうと筆者は勧めている。主人公が使用する「ゴムゴムの実」など、一部例外はあるものの、ほとんどは日本語の擬態語がもととなっていると説明。

 「バラバラの実」や「ノロノロの実」、「ピカピカの実」などを例に挙げながら、作中でこれらがどのように使用されているか、そして擬態語はどのような様子を意味しているかを紹介。日本語の文章中での使用例も挙げてこれらの擬態語の意味を伝えている。

 この方法で日本語の擬態語を学ぶことについて、読者からは「漫画ファンにとっても、日本語習得に興味がある人にとっても有用」と、好意的な意見が寄せられている。

 漫画ファンだが日本のことはよく知らない読者でも、日本文化に興味を持ち、日本文化や日本語をより深く知りたいと考えるフランス人にとっても、漫画作品は有用だと考えられていることがうかがえる。



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