■春秋航空、批判に配慮か、１円航空券、突然の中止

■春秋航空、批判に配慮か、１円航空券、突然の中止
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1018&f=politics_1018_025.shtml
2012/10/18(木) 22:37 （共同通信社）
       
　【上海共同】中国上海市に本社を置く格安航空会社（ＬＣＣ）春秋航空は18日、上海―佐賀、上海―高松の2路線で導入したばかりの航空券片道1円のキャンペーンを中止すると発表した。

　尖閣諸島国有化に端を発した日中関係悪化で落ち込んだ搭乗率を回復させる目的だったが、中国内で批判が出たことに配慮した措置とみられる。

　同社幹部は中止の理由について「ノーコメント」としている。

■１円航空券突然中止／春秋航空、批判に配慮か
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20121019000145
2012/10/19 09:43

　中国の格安航空会社（ＬＣＣ）春秋航空は１８日、高松―上海、佐賀―上海の２路線で導入したばかりの航空券片道１円のキャンペーンを中止すると発表した。

　尖閣諸島国有化に端を発した日中関係悪化で落ち込んだ搭乗率を回復させる目的だったが、中国内で批判が出たことに配慮した措置とみられる。同社幹部は中止の理由について「ノーコメント」としている。

　同社の徐進高松支社長によると、１８日午前、上海の本社から「片道１円航空券の販売を終了する」と連絡があったが、詳しい説明はなかったという。

　中国の短文投稿サイトには「釣魚島（尖閣諸島）が占領されている状況で日本に行くべきではない」とキャンペーンを非難する書き込みが相次いでいた。

　９月の搭乗率は佐賀便が前月比１９ポイント減の６３％に、高松便が７１・１％に落ち込んだ。このため同社は今週初めに１２月中旬までのキャンペーン実施を発表。上海に駐在する日本人からは、取り組みを評価する声が出ていた。

　実際の搭乗には片道５９００円の燃油特別付加運賃（燃油サーチャージ）が必要で、上海発の便は１１８０円の空港施設使用料が上乗せされる。