2012年10月23日火曜日

■中国での日本製不買、本当のところはどうなの? 中国人に聞いた


中国での日本製不買、本当のところはどうなの? 中国人に聞いた
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1023&f=national_1023_016.shtml
2012/10/23(火) 13:16

尖閣国有化から1カ月 国慶節連休明け対日感情調査 第4回

 中国で行われたインターネット調査で、中国消費者に現在まん延していると言われる日本製不買運動(ボイコット)について、「実際、商品購入時にどれぐらい意識するか?」を聞いたところ、全体平均で「毎回の商品購入時に意識する」が34.3%、「時々の商品購入時に意識する」が42.1%となり、7割の人が極めて高い意識で、日本製不買運動を考えていることが分かった。

 属性ごとに多少の回答傾向の違いは見られるものの、最低と思われる学生だけの回答では、「毎回」が29.4%、「時々」が41.0%となり、両者の合計が6割を超えている。北京に住んでいる人だけで見ると、「毎回」が36.0%、「時々」が48.6%、両者の合計は8割を超え、強く出ている。

 一般的に日本製びいきと考えられる、収入水準の高い富裕層においても、全体平均と際立った際は見られず、商品購入時に日本製不買を意識している人が多いのが特徴。

 意識するか否かではなく、意識した上で、実践しているかどうかも聞いているが、全体平均として、やはり3割以上が「とことん実践している」としており、5割以上が「ある程度実践している」と回答している。

 中国消費者の意識の中で、日本政府による尖閣国有化以後、比較的強固に日本製不買という考え方が根付いていることが明らかになった。

 この調査は2012年10月9日から18日まで実施、有効回答数は中国消費者のうち男性1500人、女性1500人。日本政府による尖閣諸島購入を契機とした、中国国民の日本に対する感情変化や、日本企業の中国ビジネスへの影響などを定量的かつ客観的に図る目的のために、国有化から月をまたぎ、中国の大型連休である国慶節連休明けに行われた。サーチナ総合研究所(上海サーチナ)が企画、設計、実査を担当した。



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