2012年10月27日土曜日

■中国で日本アニメ発祥の「かわいいファッション」が流行=ドイツ誌


中国で日本アニメ発祥の「かわいいファッション」が流行=ドイツ誌
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1026&f=national_1026_028.shtml
2012/10/26(金) 18:22

 ドイツの週刊誌デア・シュピーゲルは25日、「中国のかわいいファッション崇拝 私の帽子には耳がある」という記事を掲載した。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。以下は同記事より。

 耳がついているものが中国の首都・北京で流行している。女の子の頭上や携帯にはもこもこした「うさみみ」がついているし、男の子はキャップや帽子にも耳がついている。中国のこのようなかわいいファッションの裏には何が隠されているのだろうか?

 北京の街角、カフェ、バー、職場にいたるまで、どこでも「みみ」のファッションアイテムを見つけることができる。身につけているのは、若い女の子から30代の女性、はては男性までいる。彼らは特にピンクやヒョウ柄、やわらかい質感、ふわふわした帽子やヘアアクセサリー、スカーフ、キャップを好む。街中で見かける広告でも、有名モデルがパリのブランドファッションを装い、ホットパンツを穿いて、「うさみみ」をつけている。

 このようなファッションは、日本のアニメが発祥だ。東京と北京は、領土問題から現在、外交の氷河期にあるが、中国人の若者はそれでも日本のファッションや流行の模倣をやめない。北京の流行を追う人たちは、ピンクのポルシェに乗り、キャンディーのように着飾ったペット犬を連れて公園を散策し、どこでもかわいさを強調している。

 ある心理学者は、かわいらしい文化が流行する背景には、現実逃避が隠れていると分析する。厳格な家庭の伝統と週6日間の労働というプレッシャーのなかで、こうしたかわいい「みみ」やふわふわは内心の叫びを表しているというのだ。時にちょっと幼稚で愚鈍にみえるものだが、プラスに捉えて「みみ」ファッションをかわいいという中国人は多い。



0 件のコメント:

コメントを投稿