2012年10月19日金曜日

■19日 YOSAKOI開幕 佐世保らしさ求め14年


■19日 YOSAKOI開幕 佐世保らしさ求め14年
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/329778
/10/19付 西日本新聞朝刊=

地元チームを指導する迎秀子さん
 佐世保市のYOSAKOIさせぼ祭りは19日、開幕する。15回目の節目の大会を前に、第1回からかかわる振付師の迎秀子さん(51)=同市塩浜町=は、担当するチームの指導に余念がない。県内外の「教え子」は延べ7千人。今大会の参加者とほぼ同数だ。追い求め続けてきたのは佐世保らしさ。その集大成が街で躍動する。

 佐世保市でダンススタジオを経営する迎さんは1998年から、地元チームを中心に振り付けを教える。当初はよさこい踊り初体験。「試行錯誤の連続だった」と言う。

 最初に受け持ったチームは整然とした演舞まではこぎ着けたが、満足感はなかった。間もなく本場の札幌の大会に触れ、違いに気付いた。一人一人の手足の伸びや一体感、何より踊り子の笑顔がすべてを物語っていた。

 ただ、札幌で見たようなチームを作ろうにも、歴史が浅く、促されて参加する「受け身」の姿勢が目立つ踊り子たちへの実践は難しかった。

 何のため、誰のために踊るのか-。その意識を根付かせようと、指導するチームの全員にメールを送り、アドバイスや励ましの言葉を送った。

 そして振り付けも、女性は優雅に、男性は力強く、企業チームなら社のカラーに合った踊りと、きめ細かに作り上げた。地道な努力を重ねた結果、これまで生み出した最高賞の大賞チームは延べ6チームに上る。

 10月上旬、佐世保市の体育館で、今年受け持つ6チームのうち、地元チームを指導する迎さんの姿があった。怠慢な動きをする踊り子には容赦なく怒声を浴びせた。それでも、踊り子たちの表情に手応えも感じている。

 「踊り子一人一人が精いっぱい楽しんで踊る。それこそが佐世保らしさ」。ようやく見え始めた答えを胸に、迎さんは教え子たちの本番を見守る。





■YOSAKOIさせぼ祭り19日開幕 過去最多171チーム参加
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2012年10月17日 西日本新聞朝刊

 佐世保市の秋を彩る「YOSAKOIさせぼ祭り」(西日本新聞社など後援)が、19日の前夜祭を皮切りに21日まで開かれる。15周年の節目となった今大会には過去最多の171チームが参加。全国から集まる色鮮やかな衣装の踊り子約7千人が、市内14会場で鳴子を手に街を盛り上げる。

 注目は2008年以降、大賞から遠ざかる地元の佐世保勢だ。15回連続出場の「あっぱれ青組」や大賞経験がある「青嵐」などが、悲願の大賞奪還に向けて躍動する。

 大会は20、21日が本祭で、1次審査で市民審査員などが20チームを選出。さらに敗者復活の「セミファイナルコンテスト」で1チームを選び、計21チームが、21日午後4時半からのファイナル審査で大賞を競う。

 今年は15周年を記念して関連イベントも充実。初開催の「総踊り大パレード」(20日午後4時半)は四ケ町アーケードに踊り子約3千人が結集。市民の飛び入りも歓迎する。恒例の体験よさこい(無料)も20、21の両日に実施される。

 メーン会場の名切お祭り広場では「SASEBOグルメ横丁」が登場。定番の佐世保バーガーやレモンステーキに加え、今年は佐世保豆乳の販売もある。問い合わせは実行委員会事務局=0956(33)4351。




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