カジノ運営の公企業が外国人客に売春あっせんか 与党議員が疑惑提起
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OCTOBER 06, 2012 07:29
韓国観光公社が大株主の外国人向けカジノ「セブンラック」を運営する公企業、グランド・コリア・レジャー(GKL)が外国人を対象に事実上売春を斡旋したという疑惑が提起された。
国会の文化体育観光放送通信委員会所属の朴大出(パク・デチュル)セヌリ党議員が5日、GKLから提供受けた資料を分析した結果、10年8月から今年8月にかけて、GKLのカジノを訪れた外国人客の一部が高級遊興飲食店「オジェ・オヌル・ネイル(YTT)」を536回訪問し、11億7201万ウォンを使っていることが分かった。1.35日に1度の割合でYTTを訪問したことになる。YTTは、ソウル江南区論峴洞(カンナムグ・ノンヒョンドン)にある国内最大規模のルームサロンだ。
GKLは平均ベッティング額20万ウォン、6時間以上をギャンブルに参加したVIP客を対象に、ギャンブルで負けた金額の応じてマイレージを貯めて、一部をサービスの形で払い戻す「コンプ」制度を運営している。ギャンブルにおける一種のおこぼれなのだ。
問題は、ルームサロンで法的に禁じられている売春が行われた形跡があることだ。GKLの外国人客は、同店で毎回平均219万ウォンを使っている。朴議員室は、「1回当たりの金額が多い上に、領収証を分析した結果、『奉仕料』名目の料金が高いことから、単なる接待ではなく売春を斡旋した疑いが強い」と話した。GKLは高級遊興飲食店を利用するたびに「顧客宿泊代」として経費を処理した。
これに対してGKLの関係者は、「正直、外国人がYTTで買春をした可能性はあるが、他の民間企業カジノと競争するためには黙認するしかないのが現実だ」と打ち明けた。
外国人観光客は同店の他にも、11年の1年間、ソウル江南(カンナム)地区と釜山市海雲台(プサンシ・ヘウンデ)の高級遊興飲食店133ヵ所を1205回利用し、29億2168万ウォンを使っていることが明らかになった。GKLはソウルの2ヵ所と釜山の1ヵ所にカジノを運営している。
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