2012年11月20日火曜日

■中国の富裕層、2020年までに2億8000万人に


中国の富裕層、2020年までに2億8000万人に
http://jp.wsj.com/World/China/node_551141
2012年 11月 20日  14:41 JST

 中国の富裕層消費者は2020年までに2億8000万人に達し、現在の1億2000万人から2倍以上に増える。ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)は最近の調査で、こんな見通しを明らかにした。

 BCGは、こうした中国の「豊かな層」を家計の年間可処分所得が2万~100万ドル(約160万~8120万円)の人々と定義する。年間可処分所得が4万~100万ドルの上位の富裕層は、2億8000万人全体のうち、40%を占める見込みという。(BCGは同100万ドル超の人々を別のカテゴリーに分類している)。

 世界第2位の経済大国となった中国は、数年前から国内消費を増やそうと努めている。海外の消費が落ち込んでいる時期にあって、輸出主導型の経済成長を改めるための一環だ。だが、中国の常勤労働者は、国の貧弱な医療保険や年金制度に不安を抱いており、お金を使いたがらない。そのため、中短期の国内消費はもっぱら富裕層頼みとなっている。

記者: Laurie Burkitt




0 件のコメント:

コメントを投稿