2012年11月19日月曜日

■【米国ブログ】日本で七五三を体験、「苦労の末、息子を着物姿に」


【米国ブログ】日本で七五三を体験、「苦労の末、息子を着物姿に」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1119&f=national_1119_003.shtml
2012/11/19(月) 10:19

 日本の情報を発信する米国のブログサイト「oki-ok.blogspot」では、日本に滞在中の米国人男性が、日本の七五三を体験した様子をつづった。

 筆者は、子供の頃から日本語や日本文化に興味があったという。特に「最先端のテクノロジーと、日本古来の伝統が混在していることが魅力的」と感じていたという。日本に滞在中は、できるだけ日本のことを知りたいといつも思っていた。そして、自身の5歳の息子に七五三を体験させてあげようと考えたようだ。

 しかし、文化や宗教的な背景が異なることもあり、「キリスト教について知らない人が、クリスマスや教会のミサについて感じるように、日本の七五三にとまどいを感じた」と語った。

 まず「米国では、男性が着飾るという習慣はない」と語る。店は女性用の服や靴で占められており、男性のコーナーはすみに追いやられている印象があるという。米国の女性は、16才のお祝いや学期末のパーティなどで着飾るが、男性はタキシードをレンタルするくらいだとして、息子の七五三に不安を感じた。米国では、男性がお祝いの対象になることが少ないが、日本では鯉のぼりを飾って男子を祝う日や、正装して七五三詣でをする機会があると指摘した。

 そして、「5歳の息子に七五三をさせるには、いったいどうすればよいか」分からず悩んだという。「七五三のための着物はどこで買えばよいのか、着物を着るために必要な小物は何かなど、頭はパニック状態だった」と振り返った。

 筆者は、袴(はかま)と帯を買う前に、ビデオやウェブサイトで研究した。着物を着崩れしないように支えるひものようなものが存在するが、それを具体的にどのように結べば良いか、分からなかったという。

 試行錯誤しながら、なんとか息子に着物を着せることができ、神社にも参った。「着物姿の息子はまるで小さな侍のようだった」と称え、日本文化の一面を経験でき、価値があったと満足げな様子で伝えた。



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