2012年11月1日木曜日

■アウトドア業界にも不況の波


アウトドア業界にも不況の波
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/10/31/2012103100611.html?ent_rank_news
2012/10/31 09:08

 下半期に入り、アウトドア、中・低価格衣類などの売り上げが低迷している。「不況知らず」と言われたこれら業界まで落ち込みが目立つようになり、韓国国内の内需低迷は今や全業種に広がっている。

 アウトドア市場は、売上高が毎年2けたの成長率を記録していたが、最近は伸び悩んでいる。Aデパートでは、今年9月までの成長率が昨年(35%)に比べ10ポイント縮小した。上半期は比較的売れ行きがよかったが、秋シーズンからは目に見えて販売が落ち込んでいる。また、Bデパートでは7-9月期、アウトドア用品の売上高成長率が前四半期に比べ18ポイント以上縮小した。業界関係者は「これまではシーズンごとに新製品に買い替える消費者が多かったが、財布のひもが固くなっている」と語った。

 製菓業界も営業利益が落ち込んでいる。菓子類は製品単価が安く、子どものおやつとして需要が多いため、これまで不況の影響をほとんど受けなかった。だが、業界1位のロッテ製菓は4-6月期の営業利益が328億ウォン(約24億円)と、前年同期に比べ2%減少した。製菓業界の関係者は「7-9月期の業績は4-6月期に比べ悪化するだろうが、こんなことは初めてだ」と話している。

 ファッション業界では、不況期にも高成長を続けていた中・低価格SPA(製造小売)ブランドの勢いが、下半期から急激に衰えている。デパートのSPAブランドの売上高成長率は、1年前に比べ平均10%ほど落ち込んでいる。

 海外の高価なフォーマルウェアブランドはさらに深刻だ。Aデパートに入店する海外有名ブランドのフォーマルウェアは、今年は平均9%の伸びにとどまった。昨年の21%に比べると、半分以下に落ち込んだことになる。



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