2012年11月26日月曜日

■日本企業の長引く不振は「人材の欠乏」が原因=中国報道


日本企業の長引く不振は「人材の欠乏」が原因=中国報道
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1126&f=business_1126_131.shtml
2012/11/26(月) 15:37

 国際格付け機関のフィッチ・レーティングスは22日、ソニーの長期格付けを3段階引き下げて「BBマイナス」に、パナソニックを2段階引き下げて「BB」とした。日本企業の長引く不振について、中国メディアの人民日報(電子版)はこのほど、人材不足が原因だと論じた。

 フィッチ・レーティングスは両社の今後の格付け見通しを「ネガティブ」としており、将来的に格下げがある可能性も示したが、その理由として「世界的な経済危機のもと十分なイノベーションを発揮できず、魅力的な製品を生み出せていないこと、米アップル社や韓国のサムスン社との競争で財務状況が悪化していること」を挙げた。

 記事は、日本企業の長引く低迷の原因の1つには円高が考えられるが、より深刻なのは人材不足だと指摘、京セラの創業者である稲盛和夫氏の言葉を引用し、「現代の日本人には、戦後世代に見られた全力を尽くす姿勢が欠けており、焼け野原から日本人を再び立ち上がらせた勇気はすっかり失われ、リスクを恐れるあまり小心翼々としている」と報じた。

 さらに、日本人の元教師への取材の結果として、「いつの時代も人材こそがもっとも重要な資源であるにもかかわらず、今の日本には政治や経済において真に智恵のある人材が欠乏している」と報じた。



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