2012年11月11日日曜日

■韓国原発、制御棒案内管6本に亀裂…冬に電力難の恐れ


韓国原発、制御棒案内管6本に亀裂…冬に電力難の恐れ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1110&f=national_1110_012.shtml
2012/11/10(土) 17:46

 韓国水力原子力(韓水原)は9日、南西部の霊光原発3号機(100万キロワット)の原子炉の制御棒案内管6本に亀裂が見つかったと明らかにした。韓国では原発の運転停止が相次いでおり、冬の電力不足を憂慮(ゆうりょ)する声が高まっている。複数の韓国メディアが報じた。

 韓水原によると、同原発は10月18日から検査中で、ウラニウムの連鎖反応を調節する制御棒の案内管に亀裂があることが3日、分かった。韓水原は、11月23日まで行う予定だった3号機の検査を12月末まで延長する方針という。

 韓水原の関係者は、「案内管84本のうち6本で欠陥が見つかったが、亀裂は非常に小さく、外部への漏えいもない。安全に問題はない」と説明。3号機が運転開始から20年が経つことから、老朽化が原因との見方を示した。

 韓国では今回の問題により、全国の原発23基のうち7基が運転を停止したことになる。うち4つの原発は検査中だが、霊光5・6号機は品質証明書を偽造して納品された部品が大量に使用されていたことが発覚し、月城1号機は電源遮断機の操作ミスで、それぞれ運転を停止している。蔚珍4号機、6号機、古里3号機は、順次運転を再開する。

 韓国メディアは、3号機の補修作業が遅れた場合は、来年始めに最悪の電力難に陥る可能性があると伝えた。



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