2012年11月12日月曜日

■【米国ブログ】日本の旅の習慣「おみやげ」、食べ物を贈って共感を


【米国ブログ】日本の旅の習慣「おみやげ」、食べ物を贈って共感を
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1112&f=national_1112_010.shtml
2012/11/12(月) 10:57

 訪日した米国人女性が、食や旅行に関する情報を発信するブログ「jetsettimes」で、日本のおみやげに触れ、旅の楽しみを共有できる素晴らしい習慣だとつづっている。

 筆者は、日本には旅行から持ち帰った贈り物を渡す「おみやげ」という習慣があると紹介。日本文化では、旅行から帰ると家族や同僚、友人らに家で食べられるような団子や味噌などの食品を贈り物にすると解説。「旅行での楽しかった思い出を共有できるよい習慣で、贈られた人は誰もが、遠い旅行先や田舎のごちそうを味わえる」と好印象を記した。

 一方、米国では旅先から友人たちにハガキを贈る習慣がある。「おみやげは旅行先から親しい人に宛てたハガキのような役割だが、食べられるのがうれしい」と語り、「愛する人たちと一緒に食べることで、共感が得られる」とおみやげの良さを列挙した。

 筆者がおみやげとして選んだのは、ごぼうの漬け物とゆず味噌。「家族に香りを楽しんでもらいたい」という気持ちからだという。旅行中の自分を心配してくれた人たちに感謝の気持ちから、夕食に旅の思い出を持ち帰る。「何を持ち帰るかは重要ではなく、誰かがそれを食べて感謝したり、おいしく感じることが大切」だと語る。

 日本で経験したことで興味深かったのは、高速道路の休憩所でおみやげを売っており、個人経営の農場がさまざまな製品を出店していたことだという。「地元でしか買えない食べ物があるので貴重でありがたい」と珍しいおみやげを手にして感激した様子。

 筆者はおみやげに食品を贈る日本の習慣がとても好きだと語り、「同時に農家や生産者の役にも立つ良い機会。自分の旅行体験を越えた楽しみがある」と締めくくった。



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