2012年12月20日木曜日

■米年末商戦の買い物終了は18%、慎重な消費は外食にも影響=調査


米年末商戦の買い物終了は18%、慎重な消費は外食にも影響=調査
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE8BI05R20121219
2012年 12月 20日 08:05 JST

[19日 ロイター] トムソン・ロイターとイプソスが実施した最新のインターネット世論調査によると、年末商戦たけなわとなる中、全体の18%がクリスマス・年末関連の買い物をすべて終えたと回答した。

男女別では、まだ買い物を始めていないとの回答が、男性で20.6%、女性が15.6%となり、男性の動きが鈍いことがわかった。

一方、すべての買い物を終えたとの回答は男性が29.5%と、女性の25.60%を上回り、男性は買い物を先延ばしにするか、早めに済ませるか、いずれかの傾向が強いことが見てとれた。

今年のホリデー・シーズンの支出額については、52%が昨年並みと回答。16%が昨年以上、21%が昨年以下と答えた。

買い物先としてはディスカウント店が優位に立っている。回答者の32%が、大半の買い物をウォルマート・ストアーズやターゲットで済ませるとしている。


慎重な消費動向は、外食トレンドにも表れている。

70%が、クリスマス・年末時に通常以上の外食はしないと回答。うち44%が、プレゼントを買うために外食を減らしていると答えた。

イプソスのジュリア・クラーク氏は、高齢層よりも若年層が外食を手控える公算が大きいと指摘した。年齢別では、外食を減らすとの回答が18─24歳で60%、55歳以上で34%となった。

米外食産業は昨年12月、暖冬の恩恵を受け、好調に推移したことから、今年の既存店売上高が大きな伸びを記録することは難しいと予想されている。

こうしたなか、マクドナルドは増収を狙い、米国内店舗に対しクリスマスも営業するよう促す異例の措置に踏み切っている。

調査は米国内の1469人の成人を対象に14─17日にオンライン上で実施された。統計上の誤差はプラス・マイナス2.9%ポイント。



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