2012年12月8日土曜日

■すぐ酔える「爆弾酒」、20代に人気


すぐ酔える「爆弾酒」、20代に人気
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/12/08/2012120800554.html
2012/12/08 12:06 朝鮮日報

食品医薬品安全庁、2066人対象に最近1年間で調査
20代の2人に1人が経験、40代は32%
20代女性、40代平均より高く
「ビールと他の酒混ぜれば飲みやすく早く酔える」
高カフェイン飲料混ぜた「エネルギー爆弾酒」も


 5日午後7時ごろ、若者の街・新村(ソウル市西大門区)のビヤホール。大学生(25)は友人3人と一緒にビール12本と焼酎3本を注文し、「爆弾酒を製造」し始めた。大学生は「次の日の午前中に講義がない日は1週間に2・3回友達と酒を飲む。ビールと焼酎を混ぜてよく飲む」と言った。8月からはカフェイン入りエネルギー飲料も入れているという。この大学生は「友達からエネルギー飲料と焼酎を混ぜた『エネルギー爆弾酒』がおいしいと聞いて飲み始めた」と話す。

 ビールに焼酎やウイスキーを入れて飲む「爆弾酒」が一番好きな年齢層はこうした20代であることが調査で分かった。10-20代の若者は高カフェイン飲料を焼酎・ウイスキーなどに混ぜた、いわゆる「エネルギー爆弾酒」もよく飲んでいることも明らかになった。

 食品医薬品安全庁が今年6月と10月に満15歳以上の男女2066人を対象に「酒類消費・摂取実態調査」を行った結果、最近1年間で爆弾酒を1杯以上飲んだ経験は20代で49.2%と最も高かったことを7日、明らかにした。

 30代は34.9%、40代は32.0%、10代(15-19歳)は22.7%、50代は21.2%、60代は12.1%だった。最近1年間で爆弾酒を1杯以上飲んだ20代女性の割合も34.5%に達し、40代平均の32.0%を上回った。同庁は「爆弾酒はアルコール度数が高い酒より飲みやすく、低価格で短時間に酔う効果があるので人気が高い」と分析している。

 昨年後半から高カフェイン飲料が本格的に流通・販売されていることから、カフェイン飲料と焼酎・ウイスキーを混ぜて飲む「エネルギー爆弾酒」を飲む傾向も20代で強かった。 10月に調査した対象者(1033人)のうち「エネルギー爆弾酒を飲んだことがある」という回答は20代で9.2%、10代で1.1%だった。ほかの年齢層で「エネルギー爆弾酒を飲んだことがある」という回答はなかった。

 同庁関係者は「エネルギー爆弾酒を飲むとアルコールが体内に早く吸収され、カフェイン過剰摂取で神経過敏・胃酸過多などの副作用が起こることがあるので避けた方がいい」と話している。




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