2012年12月25日火曜日

■日本で活躍する中国の美人漫画家が日中文化交流のページを開く


日本で活躍する中国の美人漫画家が日中文化交流のページを開く
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1224&f=national_1224_013.shtml
2012/12/24(月) 12:17

 日本と中国のマンガのレベルにはまだ差があるが、今年31歳の中国人漫画家・夏達(シャアタア)はマンガをベースにした日中文化交流の新しいページを開くかもしれない。ここ数年で彼女は、日本最大の出版社である集英社から連続して2本の作品を連載し続けている。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

 2008年、集英社は夏達というさほど有名でなかった中国人漫画家を売り出し、週刊ウルトラジャンプ紙上に初の連載作品を掲載した。ウルトラジャンプの総編集長である茂木行雄氏は、ある編集者から夏達の原稿を見せられた時、彼女には日本の読者を引き寄せる潜在力があると感じ、彼女を集英社に招いた。

 「あの時はあまりの喜びに緊張した。中国のマンガ界に恥をかかせてはならないと思った」と夏達さんは当時を振り返る。そして彼女は日本での仕事をはじめ、「誰も知らない ―子不語―」という作品の連作を始めた。このマンガは、ある小さな街に住む不思議な力を持つ女の子の話で、物語は中国の民間伝説がもとになっている。マンガの雰囲気や内容は宮崎駿の世界を思わせる。夏達も自分は忠実な宮崎ファンであると語っている。

 夏達の最新作「長歌行」は、7世紀の唐王朝における宮廷闘争を描いており、現在もウルトラジャンプ紙上で連載中だ。

 夏達は湖南省の小さな町に生まれた。両親は出稼ぎに出ており、祖父母の手で大きくなった。初めて読んだマンガは「聖闘士星矢」だったという。「それまで私は普通の文字の本しか読んだことがなかった。マンガを読んだとき、絵を使ってストーリーを語る方法が忘れられなかった」

 彼女はそれからマンガの世界に興味を持ち、「ドラゴンボール」、「スラムダンク」、「らんま1/2」などの有名な作品に夢中になっていったという。夏達は、日中両国の文化には似ている点が多いが、細かいところには多くの違いがあると述べ、「こうした違いが私を日本での仕事に引き寄せた理由の1つだと思う」と語った。



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