【中国ブログ】日本のマナー「和食に添えた飾りを食べると恥かく」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1227&f=national_1227_009.shtml
2012/12/27(木) 12:41
中国では食事で人をもてなす際、食べきれないほどの量を提供し、客も食事をすべて食べずに残すことがマナーとされる。これは客が「食べきれないほどもてなして頂いた」ことに感謝を表すためだが、日本であれば出された食事を残すことはマナー違反となるだろう。
食事のマナーは国や文化によって大きく異るが、細かい礼儀作法が多い日本で、中国人が日本人と食事をともにするうえで必要となるマナーについて、中国人ブロガーの曹旭さんが自身のブログにまとめた。
曹旭さんは中国の食事マナーと比較したうえで、「日本人の食事に関する決まりごとは多い」とし、お箸(はし)を持つ前に「いただきます」と言うこと、食事後には「ごちそうさまでした」と感謝を述べないと失礼になると紹介。確かにこれらは幼少期に教えられる基本的なマナーだ。
また、「もし日本人に『おいしいですか?』と尋ねられた場合は、味はどうあれ『おいしい』と答えるべき」とも述べる筆者だが、これも日本特有の気遣いなのだろうか。
また、日本と中国では客を食事に招く目的も違うらしく、中国は主人の寛大さを示すため、あるいは役人に賄賂をおくるために食事が利用されてきたが、日本はそうした目的はまったくないと主張。確かに中国では食事または酒の席で商談がまとまることが多く、「酒に酔ったうえでの発言は、その人の本音である」と考える中国では、酒の席での失態は人間関係に致命傷を与えかねない。
和食は「目で楽しむもの」も多く、1つ1つの器にはわずかばかりの料理しか盛り付けられていないこともある。筆者は「料理には、食べられない飾りが盛り付けられていることがあり、一緒に食べてしまうと恥をかく」と述べた。
曹旭さんは日本で生活した2年間に多くの友人から食事に招かれたそうだが、和食の量の少なさに若干の不満があるのだろうか、「食事に行く前に少し食べておくか、帰宅後に少し食べる予定にしておくと良いだろう」と語った。
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