2012年12月8日土曜日

■日本政治混乱の戦犯は誰だ?救世主をつくっては引きずり下ろす日本メディア―中国紙


日本政治混乱の戦犯は誰だ?救世主をつくっては引きずり下ろす日本メディア―中国紙
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67208&type=
2012年12月8日 13時7分    

2012年12月7日、中国青年報は、シンガポール出身の卓南生・龍谷大学教授のコラム「野田政権閉幕前に考える『ポスト小泉』=日本政治の特徴」を掲載した。

野田佳彦首相は衆議院解散を宣言、小泉政権以来、6人連続で短命政権となることがほぼ決定した。ポスト小泉時代のこの6年間、自民党から民主党に政権は移ったものの、そこには明らかな共通点が見られる。そもそも民主党は「第二自民党」とでもいうべき保守政党で、その違いはカレーライスか、ライスカレーといった類のものだろう。

ポスト小泉時代の特徴の一つにメディアの役割が挙げられる。6人の首相が交代する間、メディアは常に「新たな期待」をあおり続け、どの政党も新鮮さや変革を打ち出し続けてきた。しかし野田政権の時代ともなると、自民党と民主党の政策にほとんど違いはなく、二大保守政党救国論は明らかな破綻を迎えた。しかしそれにも懲りず、今度は「第三極期待論」「三大保守政党論」が浮上している。

日本のメディアについてはもう一つの特徴がある。新たな政治の救世主をつくり上げては引きずり下ろす。この「造神運動」を日本の大衆メディアは延々と続けているのだ。あの麻生太郎元首相の失脚に象徴的だったが、「率直に語る首相」はいつのまにかメディアによって「百年に一度の無能首相」に変えられてしまう。





■日韓で行われる総選挙「指導者次第で再び問題も」=英紙
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1208&f=politics_1208_001.shtml
2012/12/08(土) 11:19

 日本では16日に衆院選の投開票が行われ、韓国は19日に大統領選挙が行われる。英紙フィナンシャル・タイムズは日韓両国の選挙が及ぼす影響を分析した。中国の環球時報(電子版)が報じた。(写真は「CNSPHOTO」提供)

 日本は自民党が政権を奪取する可能性が高い。記事は「自民党総裁の安倍晋三氏が首相になれば、中国台頭への不安を強める日本はさらに右傾化することを意味する」とした。

 今回の日本の衆院選では外交政策が大きく注目されている。韓国の選挙では北朝鮮に対する候補者の政策に重きが置かれることはないが、日本では尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐる政策が選挙に大きな影響を与え、これが日本を右傾化させる情勢を作り出しているのだ。

 韓国では、右派の与党・セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)氏と左派の野党の文在寅(ムン・ジェイン)氏が厳しく争っている。日韓双方の存在はそれぞれの選挙において大きな論点にはならないが、過去の日本による韓国占領の敵意と疑念は根深く、それが領土問題や歴史問題を引き起こしている。文氏のほうが朴氏よりも「過去の問題を過去のものとする」ことに消極的だ。

 一方、安倍氏も日本の歴史に関して謝罪することを考えてはいない。もしも両国が文氏と安倍氏を指導者として選出すれば、再び問題が起きる可能性も否定できない。



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