2012年12月6日木曜日

■【中国ブログ】日本の天ぷら「シンガポールで食べた天ぷらと違う」


【中国ブログ】日本の天ぷら「シンガポールで食べた天ぷらと違う」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1206&f=national_1206_004.shtml
2012/12/06(木) 09:46

 天ぷらは代表的な日本料理であり、中国でも広く知られる和食の1つだ。同僚に連れられて横浜の天ぷら料亭を訪れたという中国人男性の孤独川陵さんが、油で揚げているにもかかわらず健康的な天ぷら料理に感銘を受けたらしく、自身のブログに感想をつづった。

 天ぷらは日本人であれば誰もが食べたことのあるといっても過言ではないほど、広く親しまれている料理であり、魚介類・野菜・山菜などの食材(タネ)を、小麦粉と卵を溶いた衣(ころも)をつけて油で揚げる料理だ。

 孤独川陵さんはまず、ブログの中国人読者に向けて、天ぷらについて紹介。「日本ではごく普通の食べ物だ」と述べながら、天ぷらの伝来や由来などを紹介した。

 天ぷらの起源については諸説あり、17世紀末にポルトガルから伝来した料理という説が有力だが、Wikipediaによれば、「てんぷらという名称で文献上に初めて登場するのは1669年(寛文9年)の『食道記』であるが、油で揚げるという手法を用いた料理法はすでに精進料理や卓袱料理などによって日本で確立されていたため、そうした料理の技法も天ぷらの起源にかかわっている」という。

 孤独川陵さんは、これまでも日本や日本以外の国で天ぷらを食べる機会はあったというが、「天ぷらしかない『天ぷら全席』は初めて」と期待に胸を膨らませた。

 孤独川陵さんはシンガポールでも天ぷらを食べたことがあるそうだが、使用していた油が古かったのか、しつこくておいしくなかったそうだ。日本で本物の天ぷらを食べた孤独川陵さんは「驚いたのは、油で揚げているにもかかわらず、油臭さやしつこさがないこと」と語り、「火の通り加減がよく、使用している油も良いのだろう」と分析。天ぷらの写真を数多く掲載しながら、本物の天ぷらを堪能した様子を伝えた。



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