2012年12月26日水曜日

■中国人富裕層、米国への移民の最大の理由は「自由な教育システム」―米メディア


中国人富裕層、米国への移民の最大の理由は「自由な教育システム」―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67798&type=
2012年12月25日 22時5分      

2012年12月24日、環球時報(電子版)によると、米メディア「アラスカ・ディスパッチ(Alaska Dispatch)」は22日、多くの中国人富裕層が移民目的国に米国を選択する最大の理由は米国の自由な教育システムにあると報じた。

中国・グローバル化研究センターと北京理工大学法学院が17日に共同で発表した中国初の移民に関する報告書「中国国際移民報告(2012)」によると、中国人の最大の移民目的地は米国で、昨年1年間だけで約9万人が米国の永住権を獲得している。

中国人富裕層が米国を移民先に選択する最大の理由は、子供により良い教育環境を与えたいからだという。中国人の親たちは、中国の学校の目標は大学入試にあり、それを達成するために詰め込み式の教育や過度のテストが実施されており、子供に相応しくないと認識している。

中国の今年の大学入試では、約700万人の定員に対して900万人以上が応募した。このため、一部の有名大学の合格率は0.5%以下となり、ハーバード大学の合格率の12倍の難度になった。

このほか、受験地の制限や地元の受験生に有利な入学枠に関連する戸籍の問題なども受験を激化させ、不公平さを助長しているとして、一部の学生や親たちの大きな不満となっている。

一方、日頃から教育制度に関して不満を持っている米国人から見ると、中国人の目に米国の教育制度が魅力的であると映ることに関して、不思議にさえ思える。しかし、米国へ子供を送り込んだ中国人の親たちは、その制度の自由さと子供の能力に合わせたフレキシブルな対応に一様に驚いているという。



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