2012年12月9日日曜日

■ベンツにポルシェ、盛り上がる高級自転車市場 自動車に劣らず、品質も値段も立派


ベンツにポルシェ、盛り上がる高級自転車市場 自動車に劣らず、品質も値段も立派
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1208&f=business_1208_044.shtml
2012/12/08(土) 18:05

 週末のロードサイクルや通勤手段など、ここ近年盛り上がりを見せる自転車ブーム。憧れの1台に乗りたいと考えるこだわり派も少なくはないようだ。

 昨今の自転車ブームを背景に、海外の自動車関連メーカーがつくる高級自転車が注目を浴びている。

 この秋、メルセデス・ベンツ日本(本社:東京都港区)は2008年以来、久しぶりに高級自転車の販売を再開した。今回登場した「メルセデス・ベンツマウンテンバイク」は、同社のエンブレムであるスリー・ポインテッド・スターに恥じない機能性とデザインを兼ね備える1台だ。価格は1台46万2,000円。前回2008年の販売当時は、日本での自転車市場は成熟していたとは言い難い状況であった。そのため、価格設定もかなり低めの1台25万円/28万円であったが、売り上げは芳しくなかった。それから4年が経過し、日本人のニーズは大きく変化を遂げたようだ。

 自動車製造技術を応用し、軽量で耐久性に富むフレームを採用した「クルーズバイク(16万2,750円)」と「ツーリングバイク(22万500円)」は、BMW(本社:東京都千代田区)の自信作だ。さらに先頃発表された「i Pedelec Concept(アイペデレックコンセプト)」も興味深い。これは折りたためる電動アシストバイクで、電気自動車の荷台に収納して4輪プラス2輪の“6輪”ライフを楽しもうというものだ。市販に関しては、まだ予定の域を出ないが、販売開始は2013年後半といわれている。

 来年は、日本ミシュランタイヤ(本社:東京都千代田区)も高級自転車分野に参入する予定だ。ブランド名は「ヴェロ・ミシュラン」。第1弾は、快適な乗り心地を追求したシティサイクル「パリ・ブレスト」だ。製品名に、同社のタイヤが世に知れ渡るきっかけとなった世界最古の自転車レース名を持ってきたことからも、今回の1台への意気込みを感じる。発売は2013年3月より限定200台、価格は9万9,750円。

 1台45万6,750円と81万5,850円、こちらはポルシェジャパン(本社:東京都目黒区)の自転車「ポルシェバイク」だ。アルミやカーボン使用のフレーム他、全ての部分にこだわったからこその納得の金額と言えるだろう。そこで同社は独自のローンを用意。実質年率5.5%、仮に81万5,850円のタイプを36回払いで購入すると、頭金が11万5,850円。以降初回は2万2,470円、2回目からは2万1,100円となる計算だ。

 また高級自転車購入には、スルガ銀行(本社:静岡県沼津市)の「ロードバイク購入ローン」も頼りになる。こちらは20歳から65歳未満で安定した収入があれば申し込みが可能だ。自転車の車種は不問、パーツやアクセサリーの購入にも利用できる。年率は7.0%、支払回数は最長84回まで。

 高級自転車は自動車に劣らず、立派な価格であるようだ。



0 件のコメント:

コメントを投稿