2012年12月23日日曜日

■<中国旅游>「老北京」の旅、古きよき歴史と文化の都へ


<中国旅游>「老北京」の旅、古きよき歴史と文化の都へ
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2012年12月22日 16時31分      

2012年12月21日、歴史と文化で名高い首都・北京。悠久の歴史が育んだ文化は現代に至るまで脈々と継承されている。北京を旅するなら、万里の長城や故宮のほかに、京劇や茶館など「老北京文化」の旅行プランをお勧めする。


■京劇(きょうげき)

北京伝統の音楽劇である京劇は清代の1790年、乾隆帝の80歳を祝う宴席でとある劇団が演じて脚光を浴びたのが始まりといわれる。そこに各地方劇の様々な要素が取り入れられて完成した。ジャーンと鳴り響くドラの音、緩急自在の歌と所作、鮮やかな化粧と衣装が基本的な特色である。役者の性別や年齢により、男性役「生(ション)」、女性役「旦(タン)」、くまどりの豪傑役「浄(ジン)」、道化役「丑(チョウ)」の4種類があり、美しい歌と立ち回りが観る者を京劇の世界へと引き込む。北京の誇る伝統の総合舞台芸術で、国の宝とも言われる。もちろん、北京観光には欠かせないアクティビティの一つである。梅蘭芳大劇院と梨園劇場などが有名な京劇劇場である。


■老舎茶館(ろうしゃちゃかん)

人民の芸術家と呼ばれた作家・老舎の名前と、彼による有名な新劇の戯曲「茶館」にちなんで名付けられたもので、1988年に開設されたクラシックな趣の喫茶室である。北京の地方風俗が色濃く感じられる店内のしつらえは、すっきりと素朴ながら、奥ゆかしい。

寄席や演芸、伝統演劇など各分野の名優たちの素晴らしいパフォーマンスを夜ごとに楽しむことができる。すでに国内外に名をはせているこのサロン風の茶館の店内は観光客がほとんどと言ってもよく、北京を旅する際には必ず訪れるべき新名所となった。「老舎茶館」でさまざまな文芸公演を観賞し、さまざまな文化活動に参加するほか、各種銘茶や宮廷菓子、四季折々の軽食を味わうことができる。ここにいると往時の北京にタイムスリップした気分を楽しむことができるだろう。



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