2012年12月4日火曜日

■新年を米国で過ごす中国人観光客、求めるのは「これぞ米国」体験=NBA観戦や空母乗船など―米華字紙


新年を米国で過ごす中国人観光客、求めるのは「これぞ米国」体験=NBA観戦や空母乗船など―米華字紙
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2012年12月4日 13時45分      

2012年12月3日、米華字紙・世界日報によると、この年末年始や来年の春節(旧正月)に米国を訪れる中国人観光客に「米国らしさ」を実感できるツアーが人気だという。中国新聞社が伝えた。

ディズニーランドで年越しご飯(年夜飯)を食べるのはもう古い。今年は米国の空母の船上で年夜飯を食べたり、クルーズで遊覧したり、プロバスケットリーグ(NBA)観戦、パサデナのローズパレード見学など、「米国らしさ」を満喫できるイベントがあるツアーが大人気だ。旅行業界関係者によると、米国を訪れる中国人観光客のニーズが多様化している。春節の時期ならば、旅行会社はオプションでNBAの試合観戦や、グラミー賞やアカデミー賞の授賞式も手配する。

中国人観光客はかつて費用のかさむ米国の祝日を敬遠していたが、中国とは全く違った感覚を満喫したいと考える人がここ数年急激に増加。ある旅行会社では、昨年はサンディエゴのシーワールドで春節を迎えるツアーを催行したが、今年は300人の中国人観光客が旧暦の12月30日にサンディエゴの空母ミッドウェイ博物館で「年越しご飯」となる食事をとるツアーを企画した。希望すれば、旧正月元旦にMBAの試合観戦も可能だという。

1週間から13日間のカリブ海クルーズも人気が高く、最近ではハワイも中国人に人気の観光地になっている。短期留学や家族旅行、ドライブ旅行や視察旅行、ビジネス旅行、チャーター機の手配など、目的はさまざま。米国旅行の多様化は中国人観光客にとっては大きなメリットだが、「中国の旅行会社がすべてを手配するようになれば、米国側が手配するのはバスと運転手だけという状況になりかねない」と危惧する現地の旅行業界関係者の声もある。



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