2013年1月24日木曜日

■日本人はアジアのドイツ人、庶民は善良=中国版ツイッター


日本人はアジアのドイツ人、庶民は善良=中国版ツイッター
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0123&f=national_0123_014.shtml
2013/01/23(水) 15:02

 広東省広州市に住むという余英さん(ハンドルネーム)は20日、「本当は日本人が嫌いじゃない」と、中国版ツイッターの微博(ウェイボー)で主張した。特に、しっかりした教育を受けた日本人は「アジアのドイツ人」と言えると評価した。普通の庶民も善良と考えているという。

 余さんが特に好きなのは、しっかりとした教育を受けた日本人だ。「アジアのドイツ人」と言ってもよいと評価。苦労に耐え、理性的で冷静、厳格で秩序を重んじるからという。

 普通の庶民も大部分は清潔さや礼儀を大切にして、物事にまじめにこつこつと取り組むと指摘。いわゆる「日本の極端な右翼」は恨んでも余りあるが、「普通の庶民は善良であり、知識人には良心がある」との見方を示した。

 寄せられたリツイートにも、日本人を評価したり、日本人と冷静につき合うべきとの意見が比較的多い。「日本国民の民度は、中国人にとって学ぶに値するものだ」、「私は日本関係の仕事をしている。くだらない奴も多いが、礼儀をわきまえ他人を尊重する日本人も多い。中国人と同じなのだよ。両国が平和に過ごせれば、米国がしゃしゃり出ることもない」などの書き込みがある。

 「日本人から見た中国人は、中国人から見た朝鮮人(北朝鮮人)と同じ」との指摘もある。「選挙権もない人民で、長年の間反日教育を受けていた。国内に矛盾があると、日本に矛先を持っていく」との意見だ。「日本人の中国人観」についての分析であり、中国人自身による自国批判とも読める。

 日本人を非難する書き込みも少なくはないが、「私が日本人の悪口を言っていた時には、君たちよりももっと激烈にやっていた。でもいい加減なことを言っていた。理性がないという病気だった」などと自分の経験を述べ、一部の日本人を非難するのはよいが、日本人全体を悪くいうのはおかしいとの考えを示したユーザーもいる。

 中国人の「日本人観」は複雑だ。歴史的には「中華文明の周辺にある小国」に過ぎなかったはずなのに、近代以降は急速に発展した。日本製品や日本人の仕事ぶりは認めざるをえない。中国を侵略してありとあらゆる残虐行為をしたはずなのに、現実の日本人は礼儀をわきまえ、相手の立場を尊重する人が多い。余さんへのリツイートとして「日本人の悪口を言っている人は、現実に日本人と接触したことがないのだろう」との一文も寄せられた。

 余さんは広州市在住の男性建築家。広州国際エキシビジョン・センター、オペラハウス、大学、瀋陽図書館、オリンピックセンターなどのコンペティションや建設に携わったことがあるという。



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