2013年1月22日火曜日

■【中国ブログ】細やかな配慮…日本のコメがおいしい理由 


【中国ブログ】細やかな配慮…日本のコメがおいしい理由 
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0121&f=national_0121_004.shtml
2013/01/21(月) 09:37
 
 日本を訪れ、日本で食事をしたことのある中国人は、「日本のコメは中国よりもおいしい」と言うことが多い。日本のコメと中国のコメは一体、どのような違いがあるのか、中国人ブロガーの「yuanli」さんがブログで考察した。

 筆者は、日本を訪れた中国人が「日本のコメはおいしい」と語ることについて、「7000年以上も稲作の歴史を持つわが国よりもおいしいコメが日本にある」なんて、当初は理解できなかったという。コメづくりについては中国が「大先輩」であることは事実であり、それが先入観になってしまうことも、ある程度はやむをえないのかもしれない。

 しかし筆者は、専門家から教えを得て、長期間にわたり考察を続けた結果、日本は品種選びから生育、収穫、貯蔵、精米までコメづくりを科学技術に基づいて行うと同時に、生産者が丹精こめて育ていているからおいしいコメを作ることができると考えるに至った。

 よいコメ、おいしいコメを作ろううと生産者は努力を続けており、「だからこそ、日本では食事の前に手を合わせて感謝を表わすよう子どもたちに教えているのだ」と、感心した様子だ。

 筆者は日本のコメがおいしい第1の理由は「優れた品種改良」と指摘。北海道や九州で品種改良が成功し、新たな品種のコメが続々と誕生すると同時に、消費者からの支持を獲得、以前の優良品種を圧倒している。例えば北海道の「ゆめぴりか」は、日本穀物検定協会の「食味ランキング」で特Aに選ばれているほか、佐賀県や福岡県の新しい品種も入選している。

 日本のコメがおいしい第2の理由は「低温貯蔵」と「精米技術」と指摘。「乾燥、低温、密閉」の3原則に基づいてコメを保管すれば、品質と鮮度をより長期間保つことができるが、日本の精米機は低温のままでコメを加工、栄養成分を壊さずにちょうどよい具合にコメを精米しているとし、「日本の農家のような細やかな配慮があってこそ、おいしいコメを作ることができるのだ」とつづった。



0 件のコメント:

コメントを投稿