2013年1月2日水曜日

■世代間対立:「地域」「階級」に並ぶ対立軸に


世代間対立:「地域」「階級」に並ぶ対立軸に
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/01/01/2013010100666.html
2013/01/01 12:00 朝鮮日報

 韓国の社会学界では「世代間対立」を「地域対立」や「階級間の対立」と共に「韓国の3大対立」に分類している。

 「世代間対立」の深刻さは、大統領直属の社会統合委員会(社統委)による「社会葛藤調査」で改めて浮き彫りになった。社統委は韓国保険社会研究院と共同で、韓国社会における様々な対立に関する国民の認識について調査を行った。調査は全国15の特別市・広域市・道に住む19歳以上の成人男女1000人を対象に、様々な対立ごとにその深刻さを5点満点で評価してもらうという形で行われた。5点に近いほど深刻という意味だ。

 調査結果から、国民は「イデオロギー対立」(3.41点)よりも「世代間対立」(3.43点)の方がより深刻と考えていることがわかった。ちなみに「世代間対立」以上に深刻と考えられていたのは「階層間対立」(3.92点)、「労使対立」(3.91点)、「地域対立」(3.47点)だった。「イデオロギー対立」は2010年(3.82点)に比べてやや低下したが、「世代間対立」は10年(3.42点)よりもやや高くなった。つまり国民は10年に比べて「世代間対立」がより深刻になったと考えているのだ。

 先月4日に韓国行政研究院が成人男子8000人を対象に、韓国社会における様々な対立について意見を聞いた調査でも同じような結果が出た。それによると「世代間対立」は「地域対立」や「性別による対立」以上に深刻なものと認識されていたのだ。「世代間対立」以上に深刻とされたのは「階層間対立」と「労使対立」だけだった。




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