2013年1月24日木曜日

■中国人男性、ぜいたく品市場の消費の主流に―英メディア


中国人男性、ぜいたく品市場の消費の主流に―英メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68743&type=
2013年1月23日 16時26分      

2013年1月21日、英ロイター通信は記事「中国都市部の流行を追う男性、ぜいたく品市場を刺激」を掲載した。環球時報が伝えた。

中国のアバンギャルドな男性は現在、グッチやバーバリーのバッグをこぞって購入しており、数カ月に渡り消費低迷に陥っていたぜいたく品市場が再び活況を呈している。

クレディ・アグリコル証券の研究によると、中国ぜいたく品市場のうち男性消費者が55%を占め、世界平均の40%を上回っている。中国の一部のビジネスマンは、高級な贈り物により、政府関係者や潜在的な提携先の機嫌を取っている。例えば高級衣料品や装飾品を販売するバーバリー等の企業は、中国の贈り物文化から利益を獲得している。また中国の富裕層は、オーダーメイドを好む傾向がある。

ウィンマカオ(永利澳門酒店)では、4人の男性がガラス張りのカウンターの前で革製の財布を見ており、7人の男性が750ドルのバッグの品定めをしていた。このとき、店内でショッピングをしている女性は2人しかいなかった。

バーバリーは、「2012年10~12月、中国の男性用衣料品の売上高が前年同期比50%増に、男性用装飾品(バッグなど)の売上高が40%増になった」と表明した。

しかしクレディ・アグリコル証券の研究によると、ぜいたく品企業もリスクに直面している。経済が不安定な時期に、男性は女性のように無駄遣いをしないからだ。クレディ・アグリコル証券消費者・ギャンブル業界アナリストのマリアナ・チョウ氏は、「男性は衝動的な消費を好まない。不景気であれば、購入を見送るだろう」と指摘した。

しかしバーバリーの財務担当者は、「当社は全体的に見て、中国市場の成長を楽観視している」と語る。

中国政府が腐敗防止を力強く推進してから、消費者はより慎重・賢明に商品を購入しており、ルイ・ヴィトン等の商標が目立つぜいたく品の購入を避けるようになった。しかし中国の13億人の消費者の中には、高級ブランドを所有したがる人が多い。中国は依然として、ぜいたく品販売の原動力である。



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