2013年1月24日木曜日

■【台湾ブログ】忘年会に鏡餅、新年を迎える日本人の習慣と料理


【台湾ブログ】忘年会に鏡餅、新年を迎える日本人の習慣と料理
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0124&f=national_0124_016.shtml
2013/01/24(木) 14:44

 台湾の女性ブロガーが、日本人の年越しから新年を迎えるまでの流れを、ブログに執筆。特に食べ物について追求している。

 ブロガーの涙兒(ハンドルネーム)さんは、「毎年12月になると、とても忙しくなるのが日本人」と文を始め、「その理由は1月1日の正月前に、すべての仕事を片付けなければいけないから。その上、“忘年会”という宴会を開くのが習慣。場所は居酒屋が多く、時期は12月中旬からクリスマス前までに行うのが一般的だ」とつづった。「会社の同僚同士で食べて話して一年を振り返り、新たな年への意気込みを伝え励まし合う。普段会社でストレスをためているサラリーマンにとっては、アルコールの力を借りて不満をぶつけ上司の悪口をも言う場だ。日本人にとって忘年会とは、台湾の私たちにとっての“年夜飯(年末パーティー、食事会)”」とわかりやすく説明した。

 続けて涙兒さんは、「日本における新年の習慣は、正月に俗社会に降りてくる神様に関係しているよう」と述べ、「玄関に松竹梅やしめ縄を飾り、部屋には鏡餅を飾る。そして新年用の食べ物を作って食べる」とつづり、年越しそば・おせち・雑煮・おしるこ・お餅・七草がゆを例に挙げた。

 「年越しそばは日本人が大晦日に食べる麺で、台湾人にとっての長寿麺と同じ。おせちは本来、元日に年神に捧げる料理で翌日に人間が食べると聞いた。まず神様に供えた後に人間が食べると、新しい一年に良運をもたらすと伝わっているそうだ。おせち料理には1つずつ意味があり、紅白のなますは喜び、昆布巻きは歓楽、さつまイモと栗は甘い人生、黒豆は仕事、数の子は子孫を象徴し繁栄を願っているそう」と説明した涙兒さん。日本のおせち料理にとても興味を持ったようである。

 続けて「お餅は日本人が正月に必ず準備するもの。自宅で餅をつき、自家製を準備する家庭もあるほどだ。雑煮とはスープにお餅を入れるのが一般的で、関東では鶏がらスープ・関西では白味噌味のスープで、具はお餅のほかに野菜・大根・鶏肉・海産物などを入れる。日本人が正月にお餅を重要視するのは、昔お年玉として使っていた歴史があるからだとか。最近の若者はスーパーで買い良く食べている」と述べ、スーパーで簡単にお餅が変えることを示している。ブログには鏡餅やおせちの重箱の写真も載せており、台湾の人々に日本人の正月食のイメージが広がることだろう。日本在住の経験があるのかどうか、ブログの表面だけでは分からない涙兒さんだが、情報や習慣に詳しいかなりの日本通のようである。



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