2013年1月24日木曜日

■外国人訪日客を積極的に呼び込み「観光の力で日本を元気にしたい」―冨田哲郎JR東日本社長


外国人訪日客を積極的に呼び込み「観光の力で日本を元気にしたい」―冨田哲郎JR東日本社長
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2013年1月23日 18時21分      

2013年1月23日、冨田哲郎JR東日本社長は、日本記者クラブで記者会見し、「地域再生と鉄道の進化に積極的に取り組む」と強調した上で、特に「観光の力で日本を元気にしたい」と語った。

冨田社長は、日本の観光産業にいついて、「観光関連雇用者数は420万人、総消費額は年間25兆円でGDPに占める割合は5~6%台にとどまっている。他の先進国では10%に達している」と指摘。「JRグループや政府、地域自治体や関連企業とともに日本の観光開発を推進していきたい」と言明した。特に外国人観光客を日本に呼び込むための「インバウンド施策」に力を入れる方針を明らかにした。具体的には、東北各県などで展開している観光振興「デスティネーション・キャンペーン」に力を入れる考えだ。

このほか、同社長は「世界の鉄道市場は年2.5%程度成長し、2020年には22兆円規模になる。このうちアジア大洋州は6兆3000億円に拡大する」と予測。タイ、ベトナム、インドネシアなどアジア各国の鉄道プロジェクトに参画する方針を明らかにした。「単なるコンサルティング事業だけでなく、列車運行や設備保守などJR東日本グループのノウハウを活かした形での事業展開を目指す」としている。



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