2013年2月2日土曜日

■売買春場所提供で摘発、ラマダ・ホテル1カ月閉鎖へ


売買春場所提供で摘発、ラマダ・ホテル1カ月閉鎖へ
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/01/30/2013013001395.html
2013/01/30 13:39 朝鮮日報

 ソウル市江南区は29日、売買春の場所を提供したとして摘発されたラマダ・ソウル・ホテル(同区三成洞)に対し、全施設を1カ月閉鎖するよう命じる方針を明らかにした。

 江南区観光振興課によると、ラマダ・ソウル・ホテルは違法な売買春場所を提供したとして、昨年6-7月に客室と風俗飲食店の営業停止処分を受けたが、今回再び同様の違反行為で摘発された。今回は客室と風俗飲食店だけでなく、ホテル内の飲食店、サウナ、フィットネスクラブ、宴会場などを全ての施設の閉鎖が命じられる見通しだ。

 同課は「当局をあざ笑うかのように違法行為に及んだことに強い警告を発する意味で、全施設の閉鎖措置を下すことを決めた」と説明した。

 売買春場所を提供したとの理由でホテル全体が営業停止処分を受けるのはソウル市では初となる。

 観光振興法は「登録した営業行為を逸脱したホテルに対しては、客室および付帯施設を含め、ホテルの事業所全体に対する閉鎖措置を下すことができる」と定めており、今回も同法の規定が適用された。

 今回の処分は事業者側に通知し、意見聴取を行った上で、執行は3月になる見通しだ。同課は「今後も売買春の場所を提供したホテルには事業所全体の閉鎖を命じる行政処分を下していく」と説明した。

 ホテル側は昨年9月に江南区が下した営業停止3カ月の処分の取り消しを求めて提訴し、最近裁判所が「判決時から1カ月、行政処分の効力を停止する」との判断を下したばかりであり、同じ理由で営業停止処分を下すのは不当だと主張。発生した損失について、法的手段による対応を検討していることを明らかにした。



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