2013年2月8日金曜日

■【仏国ブログ】大阪からワゴン車に乗って、3週間で各地をめぐる旅


【仏国ブログ】大阪からワゴン車に乗って、3週間で各地をめぐる旅
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0208&f=national_0208_008.shtml
2013/02/08(金) 11:04

 フランス大手メディア「Le monde」が提供するブログ「m Blogs」で、フランス人女性が母親と一緒にまわる日本の旅についてつづった。

 50代の母親と旅をしている最中だという筆者は、日本でのワゴン車による旅の様子について記している。まず、名古屋空港から新幹線で大阪に着くと、電飾看板の多さや、高層ビルの多さに驚いた。

 そして筆者らは大阪で、この先3週間、ワゴン車で旅を共にする日本人の友人の男性と合流した。男性は笑顔で迎えてくれ、気持ちの良いスタートになったと語る。筆者らは3人で最初の目的地である淡路島へと出発した。

 筆者たちの3週間の宿は、ワゴン車の後部座席になる。ワゴン車には、折りたたみ式のテーブル、折りたたみ式シート、水の流れない料理用の小さな流し台、電気のつかない小型冷蔵庫などがあったという。

 初日はせっかくなので温泉に入ってみたかったが、到着してみると残念ながら定休日だった。筆者は温泉とは日本人が習慣的に行く熱い湯の湧き出るお風呂で、フランスのように水着を着用しないために男性と女性は別々に入ると説明した。

 この日の夜は、海の見えるパーキングエリアのそばにある橋の下にバンを止めて、食事を取り、眠ることにした。男性がパスタをつくり、チーズと一緒に皆でおいしく夕食を食べた。食器はパーキングエリアに備えてあるトイレの水道で洗った。経済的で環境にも優しい食事で、満足したようだ。

 その後、後部座席のシートやテーブルを片付け、クッションをひいて母親と一緒に横たわった。男性は助手席とドライバー席に横たわる形になり、暗闇の中で顔が見えなくなると「おやすみ」と声をかけあい、眠りについたと記した。

 筆者らの旅はその後も続き、ワゴン車で各地を巡った様子がつづられている。

 フランス人は、バカンスに家族でキャンピングカーやワゴン車で旅をする人が多いが、筆者らは、日本でも体験したかったようだ。旅館とは異なり、寝床も狭く温泉も気軽に入れないが、経済的で通常の旅行とはひと味違った体験ができることが魅力のようだ。



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